【ハイキュー×黒バス】無表情なパーカー少女は歌い手さん！？ (ページ5)

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No.２プリンとトサカと音駒高校ページ5

現時刻AM8:30

ガヤガヤと騒がしい教室の中をぐるりと見渡す。
知り合いの顔がちらほらと見えるのは
此処が母校である帝光中から離れていないせいだろう
だか、探していた顔は見当たらない。

『(良かった。あいつらはバラけたみたいだな。…これでやっと静かになる。)』

自然と綻ぶ口元を気にしながら手の中の文庫本(終焉ノ栞)に視線を戻す

『(それにしても)…五月蝿い。』

その後に教師が入ってきた為静かになりました。

現時刻AM12:00
全日程が滞りなく終わり後は帰るだけなのだか、去り際に教師が落とした爆弾に悩まされていた。

『部活必須とか、聞いてない。』

そう、部活が必須らしい(今年から)

『はぁ～マジふざけんな。』

どうしよう、と呟きながら廊下を歩いていると
ドンッ
誰かとぶつかりました。

『痛っい…あ、すみません。』

「あ、嫌こっちも悪い。ボーッとしてたもんだから、大丈夫か？」

ほい、と転んでいた私に手を出す。イケメンか！いや、トサカとプリンでした。

『ありがとうございます。此方も考え事していて。』

一応、お礼を言って手を掴み立ち上がる。
「そうか。もしかして、考え事って部活の事か？」