僕 た ち の J U M P i n g G I R L（６）

２ ４ 歳 ページ5

##Ryosuke




５月９日、午前０時きっかりにブルブル震える俺のスマホ。




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薮：た

雄：ん

伊：じょ

光：う

大：び

圭：お

裕：め

知：で




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ここで途切れたライン。

あれ、Aは？もしかして横山くん優先しちゃった？←

なんて思ってたら、また震え出すスマホ。




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伊：Aは〜？

大：わ、ばか、余計な文入れたら完成しないじゃん！

A：わ〜！ごめんごめん！

A：とう！！！

光：このタイミングで とう って送ってもさ笑

雄：グダグダじゃねぇか！

裕：A何してたの？

A：個チャで涼介に送る文考えてたら時間なってた！ごめん！

Aがスタンプを送信しました




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なんだよこれ 笑

Aとの個チャを開くと、これまでしてた やり取りの返事とは別に長い文章が。




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涼介お誕生日おめでとう！
涼介はセンターだしJUMPの顔だし、プレッシャーになることも多いと思うけど
あんまり弱音を吐かなくてほんとに凄いなぁ、って思ってます。
でも、涼介は１人で抱え込みすぎるとこあるから たまには私のこと頼ってよ？同期なんだから！
涼介にとって充実した１年になりますように！
これからもよろしくね！！大好き！！！




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涼「…可愛すぎかっての」




思わず独り言を呟くくらい可愛くて、

やべ、俺まじで今 世界１幸せかも。




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大：山田見てるなら返事しろー！

A：そうだそうだー！

伊：見るだけ見てスルーはないだろ山田〜！

涼：ありがとう 笑

A：お！涼介きた！おめでとー！




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ずーっとスマホ ブーブー鳴ってるよ。笑

深夜なのにどんだけ元気なんだアイツら、笑

なんて思いつつ、幸せだなぁ、って感じた２４歳 最初の日。

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