言 え な い ３ ページ20
##Kei
『ん、？』
伊「…目、覚めた？」
『けい、？』
伊「うん、」
１０分くらいで目覚めたA。
寝起きの目を擦ってると思ったら、
突然ハッとしたようにポケットをあさり始めた。
雄「…A」
『…なんでそれ持ってるの』
雄「Aのポッケから落ちたの〜、…なにこれ？」
『…みんなには関係ない』
涼「A、関係なくないでしょ？」
『私が関係ないって言ってるんだから関係ないの！』
薮「A！」
突然 声を荒らげた薮に、はっとAが動きを止めた。
…ここは薮に任せた方がいいか、
薮「A、倒れたんだよ？仕事に支障きたしてるのに関係ないとは言わせないよ？」
『…っ、』
薮「いつからなの？」
『…１ヶ月くらい前』
薮「相手が誰なのかは分かってるの？」
『多分、ファンの人、だから、』
薮「男、で合ってる？」
『うん、』
怖い思いしたのを思い出したのか、
ポロポロ涙を零しながら途切れ途切れで話すAの背中を擦りながらやり取りを見つめる。
…A、男性ファン多いから特定なんてできるのかな、
薮「コンサートとかで見覚えある？」
『うん、いっつもアリーナの良席だから、』
薮「あ〜…そう云う、」
『でも、どうしようも無いでしょ？だから、わたし、』
雄「…俺がお守りしよっか」
『…え？』
雄「いやまぁ俺っつうかさ？メンバー誰かが常にAに付いといたら多少は変わらない？」
知「そうかもだけど、誰も付けない時だってあるでしょ？」
涼「…Aのためだったら事務所総出で動くでしょ、」
『でも、』
光「とりあえず同じ階の楽屋にWEST居たから連れて来ようか？」
薮「ん、頼む」
『…そんな迷惑かけられないよ、』
大「Aさぁ、知ってる？」
『…何を？』
大「Aの元気が無い方がよっぽど迷惑だから、
Aの元気のためだったら俺ら何でもするよ？」
大ちゃんの言葉に、申し訳なさそうに俯いてたAが顔を上げて。
涙がいっぱい溜まった瞳でこっちを見て、
「…ありがとう、」
って呟いた。
…さてと、お姫さまを傷つけたやつの始末はどうしますかね。
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美紀 - 移行おめでとうですこの小説最高です (2018年5月2日 18時) (
レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
うい - リクエストしていいですか？佐藤勝利くんとのご飯の様子が見たいです！！！応援してます (2017年7月25日 21時) (レス) id: c509608093 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ - いつもいるも更新楽しみにしております！一日の終わりに見れてよかったです！これからもがんばってください！＾＾ (2017年7月18日 19時) (レス) id: c2bd656113 (このIDを非表示/違反報告)
bosu1118neko(プロフ) - リクエストします。V6の岡田君との絡みが見たいです。これからも頑張って下さい！！ (2017年7月14日 17時) (レス) id: 09e8315356 (このIDを非表示/違反報告)
陶歌(プロフ) - ずっこけ書いていただいてありがとうございました！！(^ ^) (2017年7月9日 0時) (レス) id: edc050de3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむ
| 作成日時：2017年5月6日 14時
