僕 た ち の J U M P i n g G I R L （４）

U S J ２ ページ28

##Kei




伊「Aなに被ってんの？笑」

『大貴が買ってくれたのー！』

伊「また大ちゃん？笑」




スヌーピーの耳がはえてる帽子みたいなの被ってニコニコのA。

…知念の財布が山田なら、Aの財布は大ちゃんだよな。




『おっしゃ行くぞチーム絶叫NG』

涼「なにその絶妙なネーミングセンスのなさ」

『うるさいなぁ、』




そう言って俺と山田の腕を引っ張る。

…結局お守りは俺らの役割なのね、はいはい

って思ってたら




「Aちゃんですか！？」

『わ、気づかれるの早っ！笑』

「握手してください！」

『いいよいいよ』




…早速見つかってるし。

隣を見ると山田も呆れ顔。

慧と涼介も！なんて言って引っ張られるけど

ファンの子の前だと俺らのこと完全に忘れちゃうから嫌だ。




『リア充か〜？こんにゃろ！』

「友達です！笑」

『うそだぁ！』

「ほんとですよ 笑」




ほら、俺らそっちのけでキャッキャしてる。

…でも、こう云う時しか女の子と話す機会あんまり無いんだろうし、

ガールズトークってやっぱり楽しいって聞くし、

Aはそう云う意味でもファンの子と触れ合うの楽しいのかなぁ、って




伊「どーする？山田」

涼「姫さん待つしかないっしょ 笑」

伊「まぁこれが俺らの仕事だもんねぇ、笑」




『誰のファンなの〜？』

「安田くんです 笑」

『同担さん！！！』

「はい！笑」

『やっば嬉しい章大くんの魅力語り尽くしたい』

「安くん愛 Aちゃんには負けます 笑」

『ええ、そんなことないよ 笑』




伊「…安田くんの話になると止まらないよあの子」

涼「…止めなきゃマズイかなぁ、」




山田と悩んでたら大ちゃんから電話。




大『あ、伊野ちゃん？ジョ〇ズの順番待ちそろそろ来そうだからこっちおいでよ！』

伊『おっけ今すぐ向かう』




ナイスタイミング有岡…！




伊「A〜？大ちゃんたち待ってるからそろそろ行こ？」

『わ、話し過ぎちゃったごめんね！？』

「全然！嬉しかったです！」

『じゃあね！ばいばーい！』




Aを引っ張って山田のとこまで連れて行くと、




涼「ばーか」




って山田がAをデコピン。

…リア充オーラ出すのやめてくんないかな。

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