【呪術廻戦】1年生は4人……なんです。

43話 ページ44

sideA

ベッドで横になる。

腕枕をして坊を見る。

A『…坊。』

泥梨｢なんだ。｣

ぬいぐるみをよく噛む癖がある。

ストレス溜まってるのかなぁ…

調べてみようかな…

坊を撫でてハシゴを降りる。

泥梨｢儂を置いてどこへ行く!!｣

A『ちゃんと居るよー。』

パソコンつけて…なんか飲もうかな。

泥梨｢儂を抱け!!｣

A『夜だから良い子にしてて。』

噛んでたぬいぐるみを投げてきた。

A『ダメでしょ、坊や。』

泥梨｢う"ー！｣

唸るばかりで私に牙を剥いた事は1度もない。

A『良い子にしてて。』

泥梨｢抱け！｣

ハシゴを登って、ぬいぐるみを元の位置に戻す。

泥梨｢母上ｯ！｣

A『おいで。』

まあ来ないだろうけど。

あ、パソコン立ち上がった。


ハシゴをまた降りようとすると

はいはいしてきた。

え、坊が自分で動くとこ初めて見た…

泥梨｢母上ぇ…｣

A『はいはい。』

片手で降りるの怖いんだよね…

泥梨｢…眩しい。｣

A『眠る？』

泥梨｢…ん…｣

寝ますね。

寝かしつけて…

なんか留守の間にまたなんかベビー用品増えてるし。

ベビーベッド、ハシゴ付きベッドに継いで

今度は、ゆりかご。勿論、札付き。

A『黄泉、九泉。坊が起きそうになったら教えて。』

｢｢かしこまりました。主様。｣｣


えーっと…噛みグセ…

第1位ストレス。

ストレスを別なもので発散させる…

なるほど…

かと言って坊やはゲームとかしないし、アクティブな事に乗り気じゃないし…

九泉｢主様。｣

A『起きた？』

九泉｢はい、それと主様を御所望です。｣

？

泥梨｢ん。｣

泣かないのは珍しい…

A『良い子。』

抱っこした瞬間、噛まれた。

黄泉｢主様！｣

A『痛い。坊や、め。』

泥梨｢童扱いするなと何度言えばわかる！｣

A『…』

九泉｢…主様？｣

A『悪い子は抱っこしない。』

人を噛むってどういうこと？

ネットにあるかな…

泥梨｢あああ！｣

黄泉｢坊っちゃま…！｣

泥梨｢ああああああぁ！｣

九泉｢落ち着き下さいませ！坊っちゃま！｣

元気だなぁ(白目)

あ、あった。

1.独占欲の現れ。

常に独占欲は垣間見えてるけど？

2.信頼している証。

？

というか坊が煩い。

A『坊！しっ！』

振り向いて指を口に当て静かにさせる。

泥梨｢…ｽﾝ……母上ぇ…｣

A『坊、こっちにおいで。』

泥梨｢母上…母上…｣

聞こえてないみたい。

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