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禪院家に帰った頃にはもう日が完全に落ちていた。
「遅かったやん、何処行ってたん?」
後ろから掛けられた声に振り向くと、直哉クンがボクを見下ろして立っていた。
『……別に、一寸外ブラブラしてただけやよ。それにしても…今日の満月はよく見えて綺麗やね』
「…へぇ、Aくんって以外と洒落たこと言うんやな」
『ボクやって風流な気分の時はあるわ』
「それもそうか、堪忍堪忍な。」
直哉クンは少し考える素振りをしてからボクの目を真っ直ぐ見ると、ニッと口角を上げる。
「Aくん、月が綺麗ですね」
『………何やその台詞』
「ちょっと前に流行ってたやん。どういう意味か知ってる?」
『知らん。』
ボクがそう言うと直哉クンは楽しそうに笑った後、眉尻を下げて月を見つめた。
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バナナプリン - ドブカス好きです!!!話のテンポとかすごくいいです!キャラデザもめちゃいいですね✨更新応援してます🍮 (2月23日 15時) (レス) @page13 id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2024年2月12日 14時