無限大の希望を..Ⅲ (ページ21)

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A「理由って？笑」

真似するようにわざとらしく
顔を傾けてそういうと、
ふふっと笑って可愛いなーと。

え、今サラッと、
可愛いって言いました、、？

哲『実はね、再始動するんだ、俺ら』

酔っぱらってるからかな、
哲也さんからの「可愛い」と言う
急なストレートがど真ん中に入って、
息苦しいくらい。。

哲『あれ？知ってた？』

A「えっ、あすいません、何でしたっけ？」

哲『えー聞いてなかったの？』

A「すいませんちょっと心臓が、、」

哲『大丈夫～？』

ニヤニヤしてる哲也さん。

絶対わかってるでしょう。

可愛いをくらってること、
わかっててそう言ってるでしょ。

お酒の入った哲也さんは、
あざとい、と。

哲『ちゃんと聞いてよ？俺らね、再始動することになったんだ』

A「え、、再始動って」

哲『うん、活動再開するの』

SECONDが活動再開って、、
一度は見たかったなと思っていた、
哲也さんがスポットライトを浴びている姿。

その夢が叶う、、？

A「すごいすごい！！おめでとうございます！！」

哲『うん、ありがとう。』

A「あーどうしよう！すっごい楽しみです！うわー！」

哲『と、言っても期間限定だしボーカルはいないんだけどね』

A「そうなんですね、、でも、すごいです！一度この目でSECONDさんを見たかったので！」

あ、でもボーカルがいない状況で再始動って、、

どういう意味だろう？

そんなことを思っていたのが伝わっていたようで、
続けて教えてくれた。

哲『実はね、ツアーのバンドメンバーとして復帰するんだ。』

言っていいのかな、、とボソッと呟いた後、
内緒ねと私に向かって言った哲也さん。

哲『LEGACYがツアーするんだ、来年の春から。そのツアーを一緒に回ることが決まって、それで。』

LEGACYのツアーにSECONDが、、！！？

すごい！！

夢にまで見た共演！

臣くんや健二郎さん達と同じステージに
哲也さん達も立つなんて、、、

想像しただけで鳥肌が立つ。

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