君のとなり【江口拓也】 (ページ2)

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2. 夢占いページ2

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立派なマンションの一室

少し荒い息遣いが響く

椎名 A 27歳

専門職いわゆるキャリアウーマン

今この生活に不自由はない

やりたい職業にも就けて
高い給与も貰えて、幸せだ。

1人は良い

他人に干渉されず、自由気ままに好きなことが出来るし

と、軽い筋トレをしながら思う

「暑い、、」

額に浮かぶ汗を腕で拭い深呼吸。

梅雨も明けて気候は本格的な夏へ

バスルームへ向かいバスタブへ入浴剤

ポチャッ

シュワァァと耳に気持ちのいい音

「ふぅ。」

湯船へ肩まで浸かる

リンパというリンパを流し血行を良くする

寝室へ入ると涼しい空気

「、、冷房最高。」

大きめのベッドへ勢いよくダイブ

「はぁぁぁ、きもちぃ。」

やりがいのある仕事

高い給与

広い家

冷房の効いた部屋

窓から見える景色

ふかふかのベッド

幸せを噛み締める

あ、明日ゴミ出ししなきゃ

このマンションでは
24時間、365日、いつでもゴミを出せる

いや～、これが結構便利なんだなぁ～

朝でも夜でもOKなのは強い。

って言っても、朝、仕事行く前にしか出したことないけど。

はっ！ダメダメ、寝なきゃ。
明日起きれなくなっちゃう

電気を消し、眠る体勢へ移行

ーー

夢を見た

黒い影

お化けのような、幽霊のような何かが立っていた

でも不思議と怖くはなかった

触ろうとしたら、消えてしまった

ーー

「、、ん、ふあぁぁぁ、、」

アラームが鳴り、大きく伸びをして起き上がる

さっきまで見ていた夢、

お化けの夢だったような、、

怖くはなかったものの、お化けだし、後味は悪い。

あーー、眠い。

ご飯を食べ、支度をする

着替えも済まし、うん。完璧！

あ、そうだそうだ！ゴミを出さないと！

格好に似合わないゴミ袋を持ち部屋を後にする

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