song FOR you 4 〜jj〜

おひとり様 ページ15

JJ 「 いい？じぇったい連絡とれるようにしといて！オレも頑張って早く終わらせるから！」


「はいっ！分かりました(笑)」


心配性のジェジュンに念を押されて１人明洞にいる

見つかるといけないからタクシーで行くと言う私に、イさんが乗って来た小さい車はカモフラージュの車だから誰も知らないと言ってここまで乗せてきてもらった。


降りる時にジェジュンがホテルの住所を紙に書いてくれて帰りはタクシーの運転手にこれを見せてって・・・


「お母さん・・オンマだな(笑)」


本当はやっと会えたのに私だって一緒にいたい

でもこうやって彼の母国に一緒にいる。。

この間の願いが早くも叶ったんだし、それだけでもじゅうぶん！


「贅沢言ったらバチがあたるな」


観光目的で来たわけじゃなかったけど、一応ガイドブックを買っていたからそれを片手に持ってたけど・・・要らなかった(笑)


とりあえず人の流れに乗って目に付く店に入り

「やっす〜い！これは買わずばなるまい！」

１人でジュンちゃんがよく使う言葉を真似して
可愛い化粧品屋では大量にパックを買った


派手な雑貨店では見てるだけで楽しくて長時間入り浸ってしまった

「はぁ〜。ちょっと休憩しよう！」


数組のカップルが引っ付いて座ってる石の階段に私も腰かけて少しぬるい風に当たりながらボーっと行き交う人々を観察した

変な感じだな。日本みたいなのに外国。。


それにしても・・・いない。。

５人の様なイケメン探せゲームを勝手に始めたけど当たり前だけど全く居なかった(笑)


「あはは。彼らは特別な人間なのかも！」


１人で笑ったから反対側の端に座ったカップルがコッチを見てヒソヒソしたから恥ずかしくなってそこから移動した

今度は服を見たり、もう一度雑貨店に入って変なペンを買うためレジで支払っていると隣のレジから日本語が聞こえてきた


・・良いこと思い付いた！！


ちょっぴり淋しくなってきた私はその日本人の女の子２人組の後ろをこっそり着いていく事にした(笑)

チャミが前に私の事をストーカー呼ばわりしたのを思い出してニヤけてしまった・・

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