song FOR you 4 〜jj〜

いざ韓国 ページ12

次の日エミリーに相談してみると快く
「行ってきて下さい！」と言ってくれた。


定休日を入れて平日の３日間行く事に決めた


ただバイトで入ってもらってる子のシフトを考えて行けるのは１週間後

ジェジュンは早く会いたいのにと残念がってたけど、最後は会えるからいっか♪と喜んでくれた。


「みんなにお土産買ってこないと♪」


ジェジュンに会える事は勿論だけど、初めて訪れる韓国に心は浮かれていた。



いよいよ１週間後の朝


「パスポート・・OK！財布もOK！」


荷物の最終確認をして9：25の飛行機に乗るべく家をでた

タクシーの中でワクワクとドキドキで心臓が高鳴った。


空港に着いて、たった２泊なのにやけに重いスーツケースを預けてからベンチに座って搭乗時間を待った。


同じようにベンチで待ってるのは若い人から中年の人で比較的女性が多かった


「・・・ジェジュンのファンもいるかな」


なぜだか少し緊張した



11：50

遠いようで近いけど私にとって近いようで遠い
彼の母国に降り立った


早口で聞き取れない言葉で異国の地に来た実感が沸いた


「えっと、ここからどうすればいいんだろ・・」


来たは良いけどジェジュンがホテルとるなって言うし完全にノープラン(笑)


キョロキョロしていると突然肩をたたかれた


しかも早口で何か言ってる！！


「あ、あの！私！ジャパニーズ！」


とりあえず韓国語分かりませんって伝えたかったのに(泣)恥ずかしい〜！！


すると肩をたたいた中年のその男性は笑って私のスーツケースを引っ張って歩き出した！


「！！！？泥棒？？」


急いで彼を追いかけて私のスーツケースを引っ張った

すると男性はまた笑って「コッチョンハジマ」と言った


この言葉知ってる・・・「心配しないで」だよね


半信半疑で一応逃げられない様に謎の男性の後ろをピタッと引っ付き着いていった


外に出てコッチと手招きするのは一台の車・・・


「怪しい・・怪しすぎる！誘拐する気？！」


日本人を狙った犯罪？！

私はNOと言って首を横に振った


するとその車の窓が数センチ下がり


JJ 「 はやく乗って！」


「えっ！！？」


隙間から会いたくて会いたくて仕方ないジェジュンの声がした！


謎の男性がスーツケースを積んでくれてる間に
急いで車に乗った


JJ 「 あっは♪A〜！」


乗り込んだと同時にいきなり抱きしめられた

彼が用意した部屋→←わたしも

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