愛猫 ページ17
「え？何？ちょっと・・・え？」
背中をぺちゃんこになるまで抑えつけられて
目の前はもちろん真っ暗で
視覚を奪われた状態
冴えた聴覚で、外が一瞬騒がしかったような気がするけど
それも動揺のせい？
車体が斜め下に向くのを感じて少ししたら
「ごめんね？もう大丈夫。」って
優しく起こしてシートベルトを外してくれた
低い天井とコンクリートの壁に覆われた狭い空間は
恐らく地下駐車場
どうやらジェジュンのマンションに着いたらしい
車を降りて、私の荷物を持つと
さっさと手を引いて中に入っていく
さっきのは何？
当然の疑問も、エレベーターに乗って部屋に入るまで
何か考え込むような表情だったから
聞くに聞けず・・
「いっそいで片付けたから汚いけど」
その後の笑顔がいつも通りだったから
まぁいっか・・って
あまりの部屋の豪華さと
玄関先で走り寄ってきたジジのあまりの可愛さに
もうどうでもよくなってた
「ジジ〜♪初めまして♪」
私の腕の中で ごろごろと喉を鳴らすジジが
もうすっごい可愛くて♪
犬派だったけど猫もいいな〜
「これ、ジジにあげる♪」
日本で買ってきた、ありがちなラメボールやらネズミのおもちゃやら・・
それをころころ転がす姿を
一緒に床に座って眺める
「いい子だね〜♪飼い主がそんなに嫌なのかな？」
もちろん冗談で言ったのに
それまでソファーでじっとしていたと思ったら
いきなり立ち上がって
「ちょっとあっち行っててね〜」
って、ジェジュンがジジを持ち上げたら
あっさりリビングの隅に逃げていった
「ほんとに嫌がられてるね(笑)」
笑ってジェジュンを見上げる私を
真顔で じっと見下ろすジェジュン
何？って顔をする私に
尚も真顔で黙ったまま
さすがに何かあるんだなと身構えた時、ゆっくりと口を開いた
「待たせてごめんね」
私の元にすっと屈んで
申し訳なさそうに微笑む
「Aのことだから、気にしてるだろうけど言ってこないのわかってたから・・」
「それって・・」
不規則に暴れ出す鼓動が
真希の言葉を思い出させる
「もう絶対不安にさせない。」
私が安心するには十分すぎる一言で
そのまま抱き寄せられたら
なぜか今この瞬間
ますます好きになった
お互い、背中に手を回して抱き合う姿を
愛猫のジジが
気付けば傍で見守っていた
「だからあっち行けって！」
「ふふ・・(笑)ジジ、おいで〜？」
「なんでっ！」
ラッキーアイテム
革ベルト
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devil(プロフ) - 小説名にひかれて読み始めました。大好きな曲です(*^^*)私はジェジュン一筋なんでユチョンにはなびきません(笑)次の章楽しみにこの休みの間に追い付きたいと思います(=^ェ^=) (2015年12月31日 8時) (
レス) id: a3f07fec43 (このIDを非表示/違反報告)
あー汰 - 別れるとき泣きました笑、くっそだめだ自分ってちょっと攻めましたからねｗ (2014年6月11日 16時) (レス) id: 589eb1ebd7 (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - なるさん» 実は私もジェジュン・チャミがトップ２ですよ〜(*^_^*)嬉しいです(*^_^*)ここのユチョン、すごーくいい人ですよね？笑 私ならユチョンにいっちゃうな〜とか思いつつ・・・ふふ。← (2012年8月28日 19時) (レス) id: 9ae8c7bb9c (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - この章も残りわずかなのですが・・・ちょっと2人に会いに行ってきます♪笑 皆さんも行きますか？楽しみですね〜^^ なるさんHALさんコメ感謝です★情緒不安定なJJ、いいですよね〜←言い方(笑) (2012年8月24日 21時) (レス) id: 9ae8c7bb9c (このIDを非表示/違反報告)
ＨＡＬ(プロフ) - 更新ありがとうございます＾＾覗くのがすごく楽しみです♪次章が待ち遠しいっ＾＾ (2012年8月24日 7時) (レス) id: 4413487fa0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：emi
| 作成日時：2012年7月20日 0時
