言い出せない気持ち ページ32
「えっ・・」
帰った！？
置いてかれたの！？
ジェジュンの後頭部がわずかに見えるタクシーを見送りながら ア然。
何か怒らせるようなこと言ったかな・・
それとも急用？
なら一言くらい言ってくれても・・
立ち止まって考えているところに
ジェジュンからの電話
「店の方に引き返して、目の前の信号 左に曲がって？」
それだけ言って切れた。
言う通りに向かうと、住宅地の路地に停車している さっき見送ったのと同じタクシー。
「はやくー！パパラッチされちゃうから！」
窓から顔をひょっこり出して
前にも聞いたことのあるようなセリフを言ったジェジュンに
私は 呆れながらも
心はすごくホッとしていた。
「これなら Aと並んでられる♪」
そう言って重ねてきた手を 私も握り返す。
「バレてもいいんだけどな・・別に・・」
「え？ 今何て・・」
「まだ酔ってる・・顔赤い。」
反対の手の甲を 私の頬にそっと当てて微笑む・・
私を見つめる その瞳は
どこまでも優しくて綺麗で
逸らせなくなる。
「Aの家 ここらへんでいいんだよね？」
「うん・・」
窓の外が だんだん見慣れた景色に変わり
それは私を落ち着かせたけど
まだ帰りたくないって
心が言ってる。
でも
つないだ手を もう少しこのまま・・って
口に出して言えなかった。
今まで そんなこと 思うことすら叶わないような恋愛をしてきたから。
心の中で思ってるだけで
時間もタクシーも止まってくれず
あっという間に 自宅マンションに続く小道の入口に着いてしまった。
「ごめんね？先にこっち回ってもらって。おやすみ♪」
わざと明るく言って、でも顔だけは見ないようにして
タクシーを降りる。
ドアが閉まり、私の気持ちなんか まるで知らないように
勢いよく走り去る音を背中で聞いた。
「飲み直そっかな・・」
「それはだめ。」
振り返った先には 真顔のジェジュン
「今から一緒に帰るから・・」
私の手を取って にっこり微笑んだ。
ラッキーメンバーの一言
ありがとうウナギ。（YH）
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よっこ(プロフ) - ふみさん» はじめまして♪とても楽しく読んでます｡とても面白いです♪私はユチョンペンです。まんまとあのビームにコロッとやられました。チャンミンの笑みに萌えながらジュンスのギャップにドキドキです。まだ続きを読ませていただきます。 (2014年3月22日 1時) (
レス) id: fb17decbfc (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - それでもJJ命と言い張ります(^^)5人が大好きです（≧∇≦）楽しく妄想して有難く読ませて頂いてます(o^^o)JJたん頑張れ〜えみさんファイティ〜ン♪♪ (2014年3月18日 0時) (レス) id: 3fbb2bc2a1 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - えみさん初めまして♪ 私もJJペンと言い張りながらチャミ様溺愛です(=ﾟωﾟ) ユノの優しさに萌え、ジュンちゃんの可愛さに目を細めるトン生活…えみさんと同じくユチョンには努力に努力を重ねて避けて来ております（笑）抜け出せないですよ、あの笑顔からは… (2014年3月18日 0時) (レス) id: 3fbb2bc2a1 (このIDを非表示/違反報告)
chibico(プロフ) - えみさんー。ドーム公演行かれるんですか！？いいなあ…結果教えてくださいねー。((笑) (2012年3月13日 16時) (レス) id: c0b489efdf (このIDを非表示/違反報告)
chibico(プロフ) - これからも更新頑張ってください！ファイティン！ですっ♪ (2012年3月4日 10時) (レス) id: c0b489efdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：emi
| 作成日時：2012年2月11日 2時
