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ミアさんもさすがにビックリしたのか。
ひどく動揺してるみたいだった。
そのせいか、なんだかミアさんが弱々しく感じる。
「…なに？なんなの？」
…感じただけだったみたい。
ちょ、ちょっと待って、ここにミアさんがいるってことは。
もしかして、さっきのって…！？
慌ててミアさんを奥の個室に連れ込むのと、化粧室のドアが開いたのは、ほぼ同時だった。
「なに、…っ…！？」
叫びだしそうなミアさんに、しぃーっ！って指を立てて黙らせる。
女１「…誰もいないよ？」
女２「あのおじさんの見間違いなんじゃない？」
女１「でも、いてもいなくてもお金くれるっていうしー」
女２「あ、まって、奥、誰かいる…｣
息を殺して様子を伺うと、ひそひそ、話し声が聞こえる。
ミアさんもなにかがおかしいことに気づいたのか、扉の外を気にし始めた。
ミアさんに伝えなきゃ…でも、どうやって…。
…あ！
ケータイのメール画面を開く。
“パパラッチぽいひと、女の子たちにたのんでた”
打ち込んでミアさんに見せると、きれいにアイラインを引いた目が大きく見開かれた。
“たぶんミアさんさがしてる”
女２「てかさ、今度は誰なの？」
女１「え〜、どうでもいいし。どうせアタマもユルそうじゃん」
あははは、とふたりで笑ってる。
私たちがここを出るまで待つつもりなんだ。
…なんとかしなきゃ。
“ここにいて”
また画面に打ち込んで、ミアさんを壁側へと押し付けた。
内側へ開くドアに感謝したのは生まれて初めてかも。
思い切って取っ手を引く。
そこにいたのは、やっぱり通路で見かけたふたり連れ。
「あの、なにか？」
素知らぬ顔で聞いてみる。
女１「いえ…なんでも」
明らかに挙動不審なふたりは、愛想笑いをしながらそそくさと出て行った。
しばらく待って化粧室の外を覗くと、通路には誰もいない。
「ミアさん、でよう」
ミアさんを引っ張り出し、私のマフラーでぐるぐる巻きにした。
とにかく逃げなきゃ。
…でも、どうやって？
「あ…、店長だ！よかったぁ、助けて！」
「Aちゃん！？どうしたの！？」
飲み会で使ってるお店でよかった！
たまたま通りかかった顔見知りの店長に、友だちがストーカーされてるから裏口から帰りたい、と伝えるとすぐに案内してくれた。
タクシーを拾い、ミアさんを押し込む。
「おなか痛いから帰るね」とルカちゃんにメールして。
ほっ…と、シートに凭れたとき。
初めて、足が震えてることに気がついた。
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めぐ(プロフ) - みみみさん» ４章始めました！…って書くと冷やし中華みたいですねｗよろしくお願いしますヾ(・∀・*) (2014年5月25日 2時) (
レス) id: d372d49bfb (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - alexisさん» ε=ε=ε=ε=ヽ(*￣∇￣)ノ お待たせしました！ (2014年5月25日 2時) (レス) id: d372d49bfb (このIDを非表示/違反報告)
みみみ(プロフ) - めぐさん» はい！いい子で待ってます！(〃⌒ー⌒〃)ゞ楽しみ♪ (2014年5月22日 22時) (レス) id: 2c3d3a011e (このIDを非表示/違反報告)
alexis - めぐさん» [壁]_-).....ﾀｯﾀｯﾀｯε=(((ﾟω[壁] (2014年5月22日 0時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - みみみさん» コメ返が遅くなってごめんなさい（汗）ようやく！ですね、ほんとに長くお待たせしてしまって…脳内JJも待ちくたびれてコンビニ前に座り込んでる高校生みたいになっちゃってるんで、勝手にパンツ脱がれる前に頑張りますwもうしばらくお待ちいただけると嬉しいです！ (2014年5月21日 23時) (レス) id: 2b269910d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐ
| 作成日時：2014年4月12日 0時
