3-14 ページ14
ユチョンにからかわれたジェジュンの反応をみんな面白がってたけど、
JS「なんで、ヒョンは泣いたの？Aが上手いから？」
ジュンスくんだけが、興味津々って感じで突っ込んでくる。
自分の興味があることにだけ動くタイプだ、たぶん。
JJ「んー…？俺にもわかんないけど、胸がこう…」
JS「ボクも聴きたい！」
は？
JJ「ジュンス！ヒョンが答えてンのにっ」
人の話を聞け！ってジェジュンが言ってるけどお構いナシ。
ジュンスくんがワクワクした顔でこっちを見てた。
聴きたいって、まさか…。
血の気が引く。
ム、ムリ！絶対、ムリ！
JS「だって、ヒョン、感動したんでしょ？ボクも聴いてみたい」
ジェジュン、助けてっ。
知らず、絡めた指に力が篭って。
縋るように握り締めてた。
JJ「A？」
どうしたの？って訝しそうにジェジュンが私の顔を覗きこむ。
一瞬、心臓が跳ねて。今度は一気に血が上った気がした。
イヤだ、って口には出せないから、首を小さく振って伝える。
JJ「…あぁ、…だよね」
あのときも嫌がってた私を知ってるから、ジェジュンには伝わったけど。
ユチョンなんか、話を振ったくせに知らん顔だなんて。
紅「ジュンスくーん。一応、プロの前だよ？恥ずかしくて歌えないんじゃないかな」
見かねた紅ちゃんが間に入ってくれた…ありがとうー…。
でも、いちおう、ってなに…？
さりげなく一言多いよ？
JJ「A、恥ずかしがり屋だもんね。ジュンスャー、Aは俺だけじゃないとムリだってー｣
JS「えー、ヒョンだけとかズルイ」
ジェジュンとふたりっ！？
「そ、そんなのもっとムリ！」
ジェジュンの指を握り締めて必死に首を振る。
JJ「なっんでー！？」
「だ、だって、好きな人の前で歌うとか！恥ずかしすぎてだめッ」
ジェジュンは大きな目をまん丸にして。
JJ「Aーっ！もー、なんでそんな可愛いのっ、心臓ヤバイっ」
ぎゅうって抱きしめられた。
だから、恥ずかしいの！
YC「だぁ〜から、ヒョン、Aが潰れる」
中身が出るってユチョンは茶々を入れるし。
ジュンスくんは、ズルイって、まだ悔しがってて。
YN「残念だったなぁ、ジュンス」
ユノくんはやっぱりのんきに笑ってた。
紅「…ねぇ、あれは日本語がおかしいの？頭がおかしいの？」
CM「昨夜のアルコールが抜けてないんじゃないですか？次、なに飲みます？｣
紅「Aが持ってきたワイン開けちゃおう｣
CM「いいですね」
君子危うきに近寄らず。
私たちのキューピットだったふたりは、高みの見物を決め込んでた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 560人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めぐ(プロフ) - みみみさん» ４章始めました！…って書くと冷やし中華みたいですねｗよろしくお願いしますヾ(・∀・*) (2014年5月25日 2時) (
レス) id: d372d49bfb (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - alexisさん» ε=ε=ε=ε=ヽ(*￣∇￣)ノ お待たせしました！ (2014年5月25日 2時) (レス) id: d372d49bfb (このIDを非表示/違反報告)
みみみ(プロフ) - めぐさん» はい！いい子で待ってます！(〃⌒ー⌒〃)ゞ楽しみ♪ (2014年5月22日 22時) (レス) id: 2c3d3a011e (このIDを非表示/違反報告)
alexis - めぐさん» [壁]_-).....ﾀｯﾀｯﾀｯε=(((ﾟω[壁] (2014年5月22日 0時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - みみみさん» コメ返が遅くなってごめんなさい（汗）ようやく！ですね、ほんとに長くお待たせしてしまって…脳内JJも待ちくたびれてコンビニ前に座り込んでる高校生みたいになっちゃってるんで、勝手にパンツ脱がれる前に頑張りますwもうしばらくお待ちいただけると嬉しいです！ (2014年5月21日 23時) (レス) id: 2b269910d6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めぐ
| 作成日時：2014年4月12日 0時
