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story 27 -JN- ページ27

私の知らない、

彼の姿。


ーーー



「テヒョン、ここにAちゃんが来てること知ってるの?」





『あ、知らないです。』





「え!?知らないの?」





『いろいろありまして、』







「ふふ。いろいろねぇ。テヒョンとよりを戻したんだよね?


口を開けばAちゃんのことばっかりでね?皆、正直困ってる。


あのテヒョンの姿、Aちゃんにも見せてあげたいよ。


Aちゃんと別れた日ね?あいつ笑顔を忘れたみたいに、


ずっと笑わなかったんだよ?あのテヒョンが、信じられないでしょう?


笑わないから撮影も何度かストップしたりして、ホント困ってた。


でも、この間LIVE観に来てくれてたんだよね?それから笑顔を取り戻して、


今じゃ更にパワーアップしてうるさい、うるさい。笑


やっぱりテヒョンにはAちゃんなんだって、


" 必要な人 " なんだって、改めて思ったよ。笑」










ジンさんの言葉を聞いていたら、何故か涙が溢れてきた。









「わー、泣かないで?俺、余計なこと言った?


いや、言ったんだね。ごめん。どうしよう…」










予期せぬ涙にビックリしたのは、ジンさん含めて私自身もだ。









『違うんです。何か嬉しくて、』







数十人といるスタッフさんの一人を呼んで、


「テヒョン呼んで来て下さい!" 愛しい人が来てるよ " って、」


とジンさんはスタッフさんに頼み込んでいた。









『ジンさん?私達より戻してないんです。』





「え?そうなの?


でも、時間の問題でしょ?笑


何があったか知らないけど、きっと走って来るよ?笑


あ、テヒョンの待ち受け画面見た?」





『いえ。』





「二人で撮ったでしょ?その画像に 、


" テヒョン♡麻希 " って、アプリで加工して書いてあるよ。


今度こっそり見てごらん?笑」












「ヒョン!」










ジンさんと話してる間にテヒョンが勢いよくドアを開けて、


部屋に入って来てビックリした。


そんな私を他所に「ほらっ走って来たでしょ?」とジンさんは笑った。








TH「あー!!!ヒョン!


Aから離れて下さい!特に手! 何していますか!!!」





JN「あー、ごめん。笑」










泣いた時に、


私の肩に回して慰めてくれていたジンさんの手を見たテヒョンは、


それをどかせ!と怒ってる。


それも、今まで見た事のない顔で。


それを察知したのかジンさんは、


「あとは、お二人でごゆっくり。」と言って立ち去って行ってしまった。


残された私とテヒョン。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , テヒョン   
作品ジャンル:タレント
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ruki(プロフ) - さこさん» さこ様(*^^*)コメントありがとうございます!初めまして。お互い同じですね(*´艸`)曲もダンスも人柄も良くて一気に引き込まれたした^^更新頑張ります(ง •̀_•́)งまた暇つぶしに読んでやって下さいm(_ _)m (2022年12月9日 20時) (レス) id: 2ac3d6b9ca (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - 初めまして。私も最近BTSにハマった遅い新参者です。かっこいい曲が多いですよねぇ(^^) 更新楽しみにしています(^^) (2022年12月9日 20時) (レス) @page30 id: 8c0425346a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ruki | 作成日時:2022年11月20日 11時

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