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君が私に教えてくれた。
ーーー
「A飲みに行かない?」
『麻衣さんの奢りなら付き合いますよ。』
「あんた、どうせコンビニ弁当で、
夜ご飯を済ます気だったんでしょ?笑」
『バレたか。笑』
定時に帰るはずが上司から、
" 今日中に資料をまとめといて!"と頼まれ、
同じ課の先輩である麻衣さんと揃って、
残業を押し付けられた。
"早目に終わらせて帰ろう"を合図に、
麻衣さんと早々に始めたけど、
結局、終わった時刻は19時。
『麻衣さん、いつもの山ちゃんですか?』
「そだね。
最近忙しくて行けてなかったから久々に行こっか?」
制服から普段着に着替えた後、
馴染みである居酒屋の山ちゃんに向かった。
「お!いらっしゃい。久しぶりだね?」
『中々、来れなくてゴメンね。
最近、仕事が忙しくて来れる時間がなくて...』
《いいよ。仕事大変なんだね。
働き過ぎて体壊すなよ?》
『ありがとう。山ちゃん』
「とりあえずビール?」
『うん。』
「あ、そうそう、これ見て!」
ビールを一口飲んだところでいきなり麻衣さんは、
鞄から雑誌を引っ張り出してきた。
「テヒョンが載ってるよ。」
『これって女性雑誌ですよ?』
「そうそう。
私、毎月この雑誌買ってるんだけど、
今月号にテヒョンが載っていたから、
ビックリしちゃって。
でね?昼休憩の時に読んだんだけど、
これって何気にAの事じゃないの?」
初入社した時から麻衣さんは、
私とテヒョンが付き合っていた頃を知っている。
「今でも連絡取ってたりするの?」
『何言ってんですか。笑
別れてからもう3年ですよ?
さすがに取ってないですよ。
きっと、携帯番号も変わってると思いますよ。』
「試しに1回掛けてみたら?」
『...もう携帯番号消してますよ。』
なんて、嘘。
別れてから一度も鳴らす事はなかったけど、
テヒョンのtelephone numberは、
未だに"た行"に残ったまま。
未練がましいかな?
「はい。これ、Aにあげる。
帰ってゆっくり読みな。
きっとテヒョンは一番Aに、
読んでもらいたいんじゃないかな?」
story 2 ページ2
人を真っ直ぐに愛する事、
ーーー
定時に帰るはずが上司から、
" 今日中に資料をまとめといて!"と頼まれ、
同じ課の先輩である麻衣さんと揃って、
残業を押し付けられた。
"早目に終わらせて帰ろう"を合図に、
麻衣さんと早々に始めたけど、
結局、終わった時刻は19時。
制服から普段着に着替えた後、
馴染みである居酒屋の山ちゃんに向かった。
ビールを一口飲んだところでいきなり麻衣さんは、
鞄から雑誌を引っ張り出してきた。
初入社した時から麻衣さんは、
私とテヒョンが付き合っていた頃を知っている。
なんて、嘘。
別れてから一度も鳴らす事はなかったけど、
テヒョンのtelephone numberは、
未だに"た行"に残ったまま。
未練がましいかな?
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ruki(プロフ) - さこさん» さこ様(*^^*)コメントありがとうございます!初めまして。お互い同じですね(*´艸`)曲もダンスも人柄も良くて一気に引き込まれたした^^更新頑張ります(ง •̀_•́)งまた暇つぶしに読んでやって下さいm(_ _)m (2022年12月9日 20時) (レス) id: 2ac3d6b9ca (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - 初めまして。私も最近BTSにハマった遅い新参者です。かっこいい曲が多いですよねぇ(^^) 更新楽しみにしています(^^) (2022年12月9日 20時) (レス) @page30 id: 8c0425346a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ruki | 作成日時:2022年11月20日 11時