25話 ページ25
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江戸川コナンside
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大きな音で落下したシャンデリアの下には確か、蘭がいたはずだ。
慌てて、おっちゃんと駆け寄るとそこにいたのは無傷の蘭とガラスの破片が足に深く突き刺さったAさん。
『おいおい、怪我してるのに冷静すぎるだろ。』
焦っているのは連れの虎杖だけで、当の本人は落ち着いたまま、蘭から受け取ったハンカチで止血をしている。
怪我を負ってまで、蘭を守ってくれたのは紛れもなくAさんだった。
散々、怪しんでいた俺はもう彼女のことを信じ始めている。
「ねえ、安室さん…。」
「なんだいコナンくん。」
「Aさんが警察庁所属で、身分を明かせない立場の人間という可能性はある?」
「無いとは言い切れない。
かと言って、完全にこちらの味方という訳でもなさそうだからね。」
目暮警部らの事情聴取を受ける前に手当てへ向かった姿を安室さんも見つつ、会話を交わす。
Aさんと虎杖は、2人並んで遺体のあった場所を凝視しているようだ。
「何しているんだろう。」
「コナンくんがさっき遺体を確認したとき、何も証拠らしきものは発見できなかったんだよね?」
「うん。
安室さんも見てたけど、何もなかったよね。」
「ああ。」
探偵の性で、主催者が殺害されたこの事件の手掛かりを求めて調べたが、一切見当たらなかった。
それなのにAさんたちは、何か見つけたというのか。
「私の想いが______する!!
____は死んだ__よ……。」
巡らせていた思考を断ち切ったのは、Aさんの悲痛な大声だった。
ところどころ、聞き取れなかったけど間違いなく耳に届いた"死んだ"という単語。
Aさんに関する情報が得られるかもしれないと、本人に追求しようと動き出したとき。
やって来たのは公安だった。
思わず、安室さんに目配せするも事情はわからないよう。
有無を言わせぬ、公安によって俺たちは追い出されてしまった。
会場を追い出されてすぐ、辺りを見渡したのにも関わらず。
何故か、Aさんと虎杖の姿はどこにも確認できない。
まさか、まだ会場の中にいるのか?
そんなこと…一般人には不可能だ。
一体、Aさんと虎杖は何者なんだよ。
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銀華(プロフ) - ryeさん» 教えていただきありがとうございます🙇♂️入力ミスです。訂正させていただきます。 (2022年7月5日 13時) (レス) id: 8ce225486e (このIDを非表示/違反報告)
銀華(プロフ) - 美月さん» コメントありがとうございます。警察学校時代のお話は番外編か、本編の後々に書けたら良いなと思っております。少しお時間頂戴してしまうかもしれませんが、楽しみにして頂けたら幸いです☺️ (2022年7月5日 13時) (レス) id: 8ce225486e (このIDを非表示/違反報告)
rye(プロフ) - 9話の降谷さんの所属、警察庁が警視庁になってます。 (2022年7月5日 10時) (レス) @page9 id: 6f680e21b1 (このIDを非表示/違反報告)
美月 - めっちゃ面白い!この小説の面白さを伝えるためにコメント欄に登場しました!警察学校組との絡みができてきたので、警察学校時代の物語も知りたいです! (2022年7月2日 9時) (レス) @page37 id: c0ec2f5f77 (このIDを非表示/違反報告)
銀華(プロフ) - 悠華さん» コメントありがとうございます。警察学校組とはあと2、3話くらいで少し絡みをもたせることができるかな~と考えております!もう少しお待ちいただけると幸いです🙇♂️ (2022年6月23日 15時) (レス) id: 8ce225486e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:銀華 | 作成日時:2021年12月24日 0時