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バス停に向かう途中、携帯ショップの大きなガラス窓にジョングクのポスターがあった。
正確にはジョングク達のポスター。
そういえば1週間経った。
連絡も来てない。
見ようと思えば、聞こうと思えばいつ何処でもそれが出来てしまうくらいの人物だ。
突然仕事が忙しくなって課外どころではない、と容易に推測出来るし納得もできる。
ポスターを横目にすれ違った若い女の子二人組がジョングクを指差してキャッキャと可愛らしく騒いでいた。
二人ともジョングクのファンなのかな。
私が時々ジョングクに感じる得体の知れない何かはあの子達のそれと同じなのだろうか。
ただ、私の場合年齢的にとか性格的にとかで本人を目の前に黄色い声を出してはしゃげないし、ファン感情自体初めてでそれを"得体の知れない何か"としか表現出来ないだけかもしれない。
自己分析しながら見えたバス停に丁度私が乗るバスが向かって来ていた。
歩いてたら間に合いそうになくてやや混雑する通りを小走りで向かう。
何とか間に合っていざ乗ろうとした瞬間。
ポケットの中で携帯が鳴る。
-정국-
メッセージかと思い込んで軽い気持ちで手に取った。
バスの中で確認しようって、それくらいの軽い気持ち。
それなのにまさかの着信。
しかもジョングク。
「、すいません、行ってください」
乗らない私を訝しげな表情を浮かべて見ているバスの運転手に頭を下げてバスを見送った。
少し人を避けて電話を取ろうと小走りでバス停から離れたのだが、そうこうしてるうちに着信音が切れた。
バス停と通りを携帯を見つめたまま行ったり来たり。
再度バス停に着いた瞬間に携帯がまた短く鳴る。
『久しぶり』
『来週末、もしヌナが大丈夫なら授業お願いします』
立て続けにきた二件のメッセージ。
二週間ぶりのジョングクとの課外授業が私の週末の予定を埋めた。
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かむ(プロフ) - aishinさん» 初めまして。いえ、こちらこそ読んで頂きありがとうございます。良かったらまた何度でも見に来てくださいねㅎㅎ (2月17日 21時) (
レス) id: 40531361f3 (このIDを非表示/違反報告)
aishin(プロフ) - かむさんはじめまして 素敵なお話ありがとうございます。一気に読みました。ジョングクの不器用で優しいそして何より一途な魅力全開の作品です💕これからも応援してます (2月17日 12時) (レス) @page24 id: 2f5b0c03f1 (このIDを非表示/違反報告)
かむ - senra1003さん» ありがとうございます(；ω；) (2月12日 19時) (レス) id: 40531361f3 (このIDを非表示/違反報告)
senra1003(プロフ) - 最高です（т-т） (2月12日 1時) (レス) @page47 id: bf42e69a0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かむ
| 作成日時：2024年2月7日 22時
