とある喫茶店の御茶川さん。 (ページ2)

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１.シニアクエストページ2

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‟75歳のお爺ちゃんが主人公の神ゲー『シニアクエスト』‟

さっきプレイをしたばかりのゲームの動画の編集が終わる。

キヨ「あ‟～、腹減ったあ！」

約一時間ゲームをして、更に編集で要らない部分をカットして………ぶっ通しでやっていたせいで飯も食ってないし身体も痛い。

手元に置いてあるスマホを見れば、通知が一件届いていた。

フジ最俺ハウスでゲームしようぜ
こーすけお、行く
ヒラ俺も行く～
キヨ今から行くわ。もう始めてる?
フジいまスマブラやってっから。早く来いよ

キヨ「(昼前か。まぁ一食くらい抜いても問題ねぇだろ)」

適当に服を着替え、ぐしゃぐしゃになった髪を整える。

財布とスマホを持って家を出た。

キヨ「(……食えばよかった)」

ありえないくらいえげつない音が鳴る腹を摩る。

キヨ「あー……なんか買うかぁ……って」

目線を下にすると、なんとなく馴染みのある黒猫が座っている。

なんとなく、こちらを見つめてきているような……

いや、ただの気の所為だろ。

「なぁう」

黒猫は一鳴きして、薄暗い路地裏へと入っていった。

と思えば、振り返ってまたこちらを見つめてくる。

キヨ「んだよ黒猫～ついて来いってかあ？」

一応呼ばれているんだけどな……と思うが、何故かその黒猫が気になって仕方が無い。

なぁ、ちょっと見に行くくらいならと思い、そのまま路地裏へと進んで行った。

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こんな感じでかなりゆっくりです