64話 ページ14
お店を出て、ジミン君に電話をかけようとした所で、『A！』と私を呼ぶ声。
振り向くとジョングクで、
『もう帰るの？』と私との距離を詰めれば、
そのまま頬に手を触れた。
『やっぱり熱い』
「ちょ、」
『さっきから顔赤いなって思ってた。
マジで飲みすぎ』
ああ……それで私を見つめてたの？
心配する視線に見つめ返してたなんて、恥ずかしいったらない。
『送るよ』
そう言うと私の前を歩き出すジョングク。
言われるがまま歩き出せば
『彼氏とは順調？』って。
頷く事しか出来ないし、
その後の会話に困って
「ジョングクは彼女とか作らないの？」って言葉を返してしまう。
『ジフンに無理矢理連れてかれて、
こないだ合コン行った』
そうだよね。
彼女いないんだし、それぐらい。
「ジョングクならモテるし、直ぐ彼女出来るだろうね。選び放題」
『まあね。作ろうと思えば直ぐ出来る』
ってジョングクらしい言葉が返ってきたから
「……やな感じ」
と軽く睨み付ければ隣で笑うジョングク。
またこうやって笑い合える事が嬉しくて、
ついついその笑顔にみとれてしまう。
『……でもさ』
急に歩いてた足を止めるから振り返れば
『誰でもいいわけじゃないよ。
好きな子じゃないと付き合う意味ない……』
さっきとは違う視線に目を反らせば
『次に付き合う子は、もう絶対傷つけたくないから』と言葉を続けた。
私は、そうだねと笑いかけて、
泣いてしまいそうな顔を見られないよう先に前を歩いた。
「彼氏が迎えに来るからここでいいよ」
と言えば後ろからジョングクの
『そっか……』という声が聞こえた。
『じゃあね？』
と言うジョングクの言葉を無視して先に進めば、
明日も会えるのに、何故かこれが最後みたいな気持ちになって苦しかった。
ぼーっと道を歩いていれば、
前から自転車が猛スピードで走ってきてることにも気付かなくて、はっとした時にはジョングクの腕の中にいた。
『あぶな……お前ぼーっとしすぎ。
ぶつかるとこだったじゃん』
「うわ……ごめん」
とジョングクから離れようとした所で、
信号の前に停めてある車が目に入る。
ジミン君だ……と思った時にはもう遅かった。
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なゆ - 来た❗️とうとう この日が… ふぅ 落ちついて ポチッとするのよ 行くぞぉ^ ^ (3月29日 22時) (
レス) id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
なゆ - ‼️‼️ 何と‼️‼️ ╰(*´︶`*)╯♡ mokaさん もう幸せ〜 るんっ♪ (3月22日 17時) (レス) id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - なゆさん» なゆさん、このお話を大切にしてもらえて本当に幸せです♡日々のルーティンなんて嬉しすぎます💕この二人は喧嘩ばかりですが結局お互い好きなんですよね😌✨お待たせしましたが特別編を出すので読んでもらえると嬉しいです♡ (3月22日 5時) (レス) id: 13af285613 (このIDを非表示/違反報告)
なゆ - こんにちは mokaさん 連載中の作品を読んでも その後に必ずこちらのグクを読むという日々のルーティン！ この2人のケンカしながらもお互い大好き！って所がたまらんのです^ ^ ずっと変わらずいてほしい メチャメチャ大好き！ 新作も応援してます。 (3月21日 19時) (レス) id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - ちなつさん» ちなつさん、そんな風に言ってもらえてほんとに嬉しいです😢投稿してよかったです。ありがとうございます♡番外編をいつか載せますね！ (2月19日 8時) (レス) id: 13af285613 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moka
| 作成日時：2023年11月2日 19時
