韓国人のBoyfriend【JK】3

110話【JK】 ページ11

あのノートを見たはずなのに、
あれからAちゃんからは何の連絡もなかった。





答えを求めてたわけではないけど、

やっぱりそれなりにショックで。

Aちゃんと会いたくて、話したくて、

だけど簡単にそんな事出来なくて。

だって、Aちゃんは俺の女じゃないし。

連絡を取るにもイチイチ気を使う今の関係が
俺は、やっぱり嫌だ。








カトクに打ち込む文章も、
軽く30分ぐらい考えたけど、
上手い言葉なんて思い付かなくて………。



結局、

“空いてる日ある？
会いたいんだ”

ってだけ送った。






本当は、

“あのノート見てくれた？
俺の気持ちに対する答えを教えてほしい”

って言いたかったけど、
そんな勇気ない。


でも、“会いたい”
も俺からしたら結構攻めたつもり。





カトクを送ったのは夜の10時頃。

さすがに寝てない筈なのに、
中々返事が来なくて。




次の日になっても、既読にすらならない画面に、
不安通り越して心配になってきて…………

だって、
断るにしても返事をすればいいだけの話だし。

無視したりするような子じゃないから。

何かあったのかな？

って思ったら、何も手につかない。

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