怪異の男の娘【地縛少年花子くん】

一話 ページ2

Aside


僕はA。七不思議が零番目「屋上の占い師」だよ。


まあ、僕が見えるのは寿命が短い人とか、霊感がある人しか見れないから屋上に来たとしても見えな

くて変えることが多いからね。


と思ってたら人が来たみたい。


「占い師さん…居ますかっ？」


『はーあーいー』


姿を表したらそこには、女の子が。


この子は僕のこと見えるのかな。


「きゃああああああああ！！！！」


「きゃああああ！！」ってことは僕が見えるってこと…？


『わああ…ちょ、落ち着いて…

僕はA。まあ、分かると思うけど、七不思議が零番目「屋上の占い師」だよ。

君は？』


「高等部一年A組、八尋寧々です！」(待ってこの子めっちゃ可愛い)


なんかすごいガン見してくるんだけど…なにかな。


『ヤシロちゃんかあ…君は占いをしに来たんでしょ？何を占いたいの？』


寧「好きな人と両思いになりたいです！！」


…‥


『……えーと、それは占えないかな。ごめんね」


だって、占える内容じゃないし…


寧「ええ！？そんなあー！！！」バッ


へっ！？ちょ、抱きつかれても…てか僕男だよ？そう簡単に抱きついていいのかな。


『あああああああ！！！分かったから…

あれだよあれ。花子さんの所へ行けばいいと思うよ。花子さんは願いを叶えてくれるからね』


寧「願いを叶えてくれる！？」


『うん。まあ、代償を取られるけどねって、、聞いてないな…』


寧「じゃあ花子さんのところ行こう！！…Aちゃんも付いてきて！！！」


へ？ちゃん？


『え、ちょ、まっ』


性別を変更できないまま、着いてしまった…


ぶっちゃけいうと来たくなかったな…あいついるし…


『ほれほれ、花子さん呼びな』


寧「う、うん…花子さん花子さん、いらっしゃいますか…？」


「はーあーいー」


寧「ひっ…」


『はい、たんまー…花、驚かしちゃだめだよ』


ヤシロちゃん、怖がってるしね。


花「はぁーい…てAじゃん！！」


ギュッ


『く、くるしっ…ちょ、、やめて…ヤシロちゃんみてるだろ…』


寧(やばいAちゃんかわいい)


へっ！？


『ね、ねえ…ヤシロちゃん？鼻血出てるよ？あと花離れろ』


寧「え！？」


花「はぁーい…」

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