東方神秘神

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『面白い』時間ページ4

貴方side

僕は無意識に「面白い」という単語に反応した

ここ最近，この幻想卿ではめっきり異変を起こす者がいなくなった

霊夢は仕事が減って喜んでいるらしい。が，僕には不満があった

異変がないせいで平和になった…要するに『暇』なのだ．普段から刺激を求め，退屈が嫌いな僕にとって『暇』は拷問と同じような苦しみだ．

いっそ自分が異変を起こそうとも考えたが，紫に止められた．紫曰く『貴方が主犯じゃ誰も勝てないじゃない』とのこと。まぁ，正論だったため僕もしぶしぶ引き下がった

そんな刺激がなくなった時，僕のやる事もなくなった

今ではゆらゆらと流れる雲をただじっと見つめたり，自分の家で100回以上読破した本を読んだりとなんともつまらない人生をおくっている

そんなとき，ゆかりんこと妖怪の賢者，紫が姿を現した，『どーせ暇なんだ．ゆかりんを弄って時間を潰そう』という僕の心の中の悪魔の誘いに二つ返事で乗り，取り敢えずボケる．
するとピンポイントに意表を突いてくる。流石ゆかりん．だてに妖怪の賢者やってない！(←そうゆう問題？)

そんなこんなで暇を持て余していた僕に『面白い』という単語はなんというかクるものがある．

僕はゆかりんの持ち掛けた話に食いつく

「ほんとに面白い話？さっきのは冗談で実は世間話しに来た，とか，茶をもらいに来た，とかなら速攻で元祖マスパぶち込むけど」

紫「ほ，本当よ…そしてマスパはやめなさい，魔法の森が崩壊するわ」

「はーい」

紫「ふぅ～……………………

実はね…」

「………(カチャ)」

紫「待ってちょい待ち，なんで私にバズーカを向けているのかしら？」

「いや，いきなり真剣な顔になったからやっぱ面白い話じゃないんじゃないかと…」

紫「やっぱり私そうゆう扱いなのね⁉…はぁ，で，面白い話っていうのは他でもないわ」

紫「ねぇレオ？」

紫「現代に暗殺に行ってくれない？」