茶番の時間 ページ3
幻想郷…それは楽園である…
現代の世界で忘れ去られた修羅神仏が集う夢の地…
仕事をする者…植物を世話する者…勉学に励む者…宴会を開く者…それぞれ自分の意思を尊重し，それぞれが自分の好きなことをする…
そんな世界に森の澄み切った風を体一杯に浴び，ゆらゆらと揺れる影をただつまらなそうに見つめる一人の少年が大きな岩の上に座っている…
紫「こんな平々凡々とした何も無い森でただ一人…相変わらずね？」
…訂正．金髪のババa…妖狐もいる…
「やぁ，ゆかりん．君こそ，こんな平々凡々とした森に居座っている平々凡々とした僕に何のよう？」
紫「どの角度から見たら貴方が平々凡々としているようになるのyって，ちょっと，ゆかりんって何よゆかりんって！」
「愛称だろ？嫌ならダメ妖狐とかグータラ賢者でいいけど？」
紫「何が『…でいいけど？』よ！ってか私どんな目で貴方に見られてるわけ⁉」
「早く要件を話せ，僕はせっかちなんだ」
紫「どこがよ⁉貴方からは『僕せっかちなんです』的な感じが微塵も感じられないわよ⁉」
「ゆかりん！そんなにツッコミが大事なのか！」
紫「大事でしょ⁉ボケをそのまま流したら状況がなんかカオスになるじゃない‼ってかツッコミを入れざるをえない状況を作っている貴方には言われたく無いわよ‼」
「はぁー…君には失望したよ…」
紫「なんで⁉なんでツッコミ入れただけなのに私が悪者になるの⁉」
「っで…冗談はこのくらいにして…何の用？」
紫「はぁー…レオ…貴方にとっておきの面白い話を持ってきたの」
「(ピク)…『面白い』？」
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りょうた - すごくよかったです！俺結構ハマリました。これ。更新頑張って下さい！ (2016年5月19日 20時) (
レス) id: 9cdedd5183 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妄想の果て | 作成日時：2016年3月26日 22時
