予想外のパオズ (ページ49)

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今日もカフェ勤務中。

店長と付き合ってから平和だ。

パオと再会する前とほぼ何も変わらない。

あの頃は、何も無さ過ぎてつまらないって思ってたけど

やっぱり何もないのが1番いいのかもな～

なんて思ってたのに

休憩中にスマホを確認したら

パオからの不在着信の表示…。

たった、それだけなのに

一気に情緒不安定にさせられる…

忘れようとしても

すぐに思い出させられる…

やっぱりパオが好きだって事を…。

休憩が終わって仕事に戻っても

パオの事ばかりが頭から離れない。

店長「どうした？体調悪い？」

『ん？…そんな事ないよ？』

って、心配させないように笑顔で言ったつもりだったけど

作り笑顔も顔が引きつって上手く笑顔が作れてないって自分でもわかった。

なんか言わなきゃ！って思うけど

いい言葉がみつからない。

店長「そっか…。なんかあったらちゃんと言えよ？」

『うん。わかった。ありがとう。』

店長「みゆちゃんは今休憩だっけ？」

『うん。私の次に休憩に行ったからもう休憩終わる頃かな？』

店長「じゃあみゆちゃんが戻って来たら

ちょっと裏で手伝って欲しいことあるから

みゆちゃんでもAでもいいから

どっちか来てくれる？

みゆちゃんが戻って来てからじゃないと

ホールの人数が少な過ぎて

回らないから後ででいいから」

『了解です！』

店長が裏に戻って行ってすぐ

みゆが休憩から戻って来た。

『おかえり～』

みゆ「ただいま～」

『店長が裏で手伝って欲しいことあるらしくてどっちか1人来てって～』

みゆ「ならA行きなよ～店長はAに来て欲しいと思うし！w」

『もう！すぐからかう～w』

みゆ「うん、裏で二人でイチャイチャするとかやめてね！w」

『するわけないからw仕事中です！wじゃあ行ってくるね～』

と、裏に手伝いに行った。