予想外のパオズ (ページ33)

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ミンソクside

薬局で薬や冷えピタ、

あと水分補給もたくさんさせなきゃ！

って思って飲み物、

食欲もないかもしれないから

軽く食べれそうなゼリーとかプリンなども

適当に買ってAん家に戻った。

息遣いが荒くて辛そう…。

XM「…ケンチャナ？薬買ってきたけど何か食べれそう？」

『…はぁっ…あんまり…』

XM「だろうな…あっ、プリン！プリン買って来たぞ！お前好きだっただろ？」

『…ん。……大好き…ふふっ♡』

ちょっ！！プ、プリンの事だぞ！俺！！

熱で潤んだ目で大好きとか言ってくるから

俺の心臓が急にすげぇうるさい！

XM「じゃ、じゃあプリン食べよ？薬飲まないといけないから少しでも何かたべないと。」

『…ん。わかった。』

って、Aがプリンのフタを開けて

雑にその辺にフタを置く。

XM「ちょっ！おい～！ベタベタの方下にして置くなよ！机が汚れるじゃん！そういうとこ変わってないなw」

ってプリンのフタを俺が捨てて机も拭き拭き。

『あぁ～ごめん。』

って言いながら食べてるけど

すげぇこぼしてるじゃんか！！

綺麗好きの俺としては

もう気になって仕方ないw

XM「ちょっ、お前こぼしすぎだから！」

『熱で感覚が鈍ってんの～いつもはこぼさないもん！』

XM「お前の場合普段からこぼしてるだろ！」

『んなことないし！あっ…！』

XM「あっ、ほらまた！！もう、お前貸せ！俺が食べさせてやるよ！」

いや、いいよ！自分で食べれる！とか言ってるけど

無理矢理Aからプリンを奪った。

XM「ん。ほらっ」

恥ずかしそうに食べるAが可愛くて仕方ないw

おっとっけー！w

ヤバイな！俺w

食べ終わって、薬を飲ませて寝かす。

『…パオ』

XM「ん？」

『…もう行っちゃうの？』

ちょっ！何これ！

俺が布団かけ直してあげて

薬とか片付けようとしただけなのに

俺の服ひっぱってきたんだけど！

可愛い！俺ヤバイから！

XM「…まだここにいるから。ほら、早く寝ろ。」

ここにいるとか言ったけど

俺の理性ぶっ飛びそうw

熱じゃなかったらな……

って何考えてんだ！おいっ！