8一緒に昼食 ページ9
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これで、、よし
伊野尾｢終わりました。｣
有岡｢マジ？はっや、｣
伊野尾｢そう？あ、あれだよ、最後までじゃないよ。ここまで(半分)終わっただけだよ。残りは明日。｣
有岡｢俺まだここなんだけど。｣
伊野尾｢え、ヤバくない？間に合うの？だってそれ明後日までの｢分かってるよ！｣｣
有岡｢間に合うか、間に合わないかじゃない。間に合わすんだ。｣
かっこいいこと言ってるはずだけど、、なんかダサいな。
男｢あの、、｣
伊野尾｢はい。｣
男｢お昼一緒に食べませんか？｣
伊野尾｢えっと、、俺ですか？｣
男｢はい。｣
またか、
伊野尾｢すみません、有岡と一緒に食べるので。｣
男｢一応先輩なのにそんなこと言って良いんですか？｣
この人、絵に描いたような陰キャというか、、こういうことするタイプには見えないな。
誰かの指示…？
伊野尾｢すみません、でも同期にしか話せないこともありますし。｣
男｢良いじゃないですか、一回くらい。｣
伊野尾｢いやあの、、｢いたいた！｣え？｣
高木｢早くお昼食べよ？｣
男｢高木さんと食べる約束してたんですか、｣
伊野尾｢あ、いや、、｣
男｢すみません、また良ければ一緒に食べましょ、、｣
あっさり下がっていった、、
じゃなくて、
伊野尾｢なんで高木さんが、｣
高木｢困ってそうだったから、かな？ｗ｣
伊野尾｢ありがとうございました。失礼します。｣
高木｢ちょっとちょっと！お昼、一緒に食べるんでしょ。｣
伊野尾｢え、、｣
高木｢食堂？それともお弁当？｣
伊野尾｢食堂です。｣
有岡｢いのちゃん、高木さんと一緒に食べるの？だったら俺一人で食べるから気にしないで食べてきて。｣
え、二人きりにしないでよ！
伊野尾｢有岡もいた方が安心なんだけど、｣
高木｢俺怖い、、かな？ｗ｣
伊野尾｢いえいえ、恐れ多いと言いますか、何というか、｣
高木｢冗談だよｗ有岡、さん？も一緒にどう？｣
有岡｢え、、俺もですか？｣
高木｢良いじゃん！みんなで食べよ。｣
先輩だし、助けてもらったし、、拒否権無いな、これ。
何でだろう、めっちゃどきどきする…
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作者名：百折不撓（ひゃくせつふとう） | 作成日時：2024年3月14日 14時
