検索窓
今日:39 hit、昨日:51 hit、合計:6,516 hit

7天然ふわふわミスだらけ男 ページ8

in.side

有岡「やっぱ、凄えな。」

伊野尾「だよね、薮課長はあの優しい顔に、優しいオーラ、そして何よりちゃんと仕事ができるところがいいよな。よく言うブラック上司とは真反対。」

有岡「だよな〜、って、それもそうだけどお前も仕事早すぎ。お前本当に俺と同期なんだよな?」

伊野尾「一緒にみんなに挨拶しただろ。それとも老けて見える?」

有岡「いやいや、むしろまだ大学生とか高校生に見える。じゃなくて!俺が言いたいのは、お前もイケメン5に仲間入りしそうだよなってこと。」

伊野尾「普通に考えてそれは無いだろ。さっさと仕事しろ〜」


イケメン5は常に女性からの視線を集めてて人気だってすぐ分かるけど、俺はそんなことない。

てか、女性より男性から視線を感じる気がするくらいだ。

この中性的な顔のせいだろうな。


有岡「、、これ、、どれだ、」

女「あの、この部分間違えてないですか?こっちの数値と合わなくて、」

有岡「え!?あ、、確認しておきます。」

女「あと、先週の資料って、、」

有岡「あ、それは終わって、、るんですけど、どれだ?」


有岡の机の上は資料とメモとその他色々が、ブラック企業かと思うほど積み重なっていた。


伊野尾「その下から二個目のファイルじゃなかった?」

有岡「これ?あっ!」


ガシャッと音がつくくらい大きな音を立ててファイルや資料が机から落ちた。

にしてもすごい量だな。


有岡「すみません!すみません!あ、ありがとうございます。」

女「これですね。また確認しておきます。」

有岡「はい。」


髪の毛跳ねてるし、資料拾い忘れてるし、やっぱりおっちょこちょいだな。


伊野尾「もうちょっと頑張れないの?」

有岡「これでも頑張ってんの!」

伊野尾「さっすが、天然ふわふわミスだらけ男だこと。」

有岡「その名で呼ぶな。てかさ、そもそも変な二つ名付けないでくれないかな?」

伊野尾「そんなこと言ってないで、早く仕事に戻ったら?」


俺もそろそろ仕事に戻ろうかな〜


薮「伊野尾〜!これ完璧だったよ。上に出してくるから、俺が戻るまでは休憩してていいぞ。」

伊野尾「はい。あ、、有岡の仕事手伝っちゃダメですか?」

薮「良いけど、休憩しなくて良いのか?」

伊野尾「さっき休憩できたので大丈夫です。」

薮「じゃあ、手伝ってあげてくれ。有岡〜!良かったな。」

有岡「はい、お二人にはいつも感謝しかないです、、」


感謝されてるはずだけどめっちゃ睨まれてる。

8一緒に昼食→←6一緒に行く約束



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
114人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:百折不撓(ひゃくせつふとう) | 作成日時:2024年3月14日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。