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in.side
だんだん不安になって病院に来た。
ここは政府が保証してくれてる獣人のための病院。
伊野尾「はい、なんか最近変で。」
先生「いつくらいからですか?」
伊野尾「ん〜4ヶ月くらい前ですかね。あと、今ほどでは無いんですけど、7・8年前も似た感じがあって、」
先生「では、その頃によく会っている人や、よく行っている場所、物、何かありますか?」
よく会っている人、、山田か?
そういえば同じ部屋で寝たときも、耳と尻尾が全然隠れなくて危なかった気がする。
伊野尾「メンバーかも知れないです。」
先生「そうですか、とりあえずその方とはできるだけ関わらないようにした方が良いですね。お薬出しておきますので週に1回飲んでください。」
伊野尾「山田が何か関係あるんですか?」
先生「噂で聞いたことありませんか?獣人はオメガだと。もちろん漫画の設定とは違う部分が多いです。しかし、大きく間違っているわけでもありません。」
オメガ、、噂で聞いて調べたことがある。
この世にはアルファとかベータはいないし、男でも妊娠、、とかは無い。
先生「運命の相手といるとだんだん耳などを隠せなくなるんですよ。そして、何も処置をしないと、、」
伊野尾「何もしないと?」
先生「、、獣になる、もしくは、漫画の設定と同じように体をつなげたくて仕方なくなります。どちらになるかは詳しく調べてみないと分かりません。とにかく、その方とはできるだけ関わらないように。」
山田になんて言おう、
一緒にいられないなんて言ったら傷つくよな、でも言わずに去るのも違うよな、
いっそのこと別れるって言って事務所辞めようかな、でもファンに申し訳ないし、俺自身まだ続けたい、
考えることがたくさんあって、全然眠れなかった。
※更新遅くてすいません!
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作者名:百折不撓(ひゃくせつふとう) | 作成日時:2024年1月12日 18時