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in.side
やっぱりメンバーと話すの楽しいな。
山田、いつ来るんだろう、
山田「おはよー。あれ、珍しく大ちゃんのが早い。もう全員いるじゃん。」
知念「なんか早く起きられたんだって。」
山田「へぇ、珍し。」
たぶん大ちゃんが早く来るのより、俺が獣人であることの方が珍しいしヤバいと思うけど、
てか、何であの時山田は冷静だったんだろう。
もしかして、、いやたぶん俺のことが好きすぎるだけだな。
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すんなり撮影は終わってみんなで軽く雑談。
でもなぜだろう、早く一緒に帰ろ?という圧を感じる。
山田「そろそろ帰ろうかな。」
伊野尾「じゃあ、俺も。」
知念「えぇ二人が同じタイミングって珍しい。もしかして一緒に帰るの?」
山田「そu「違うよ!」」
伊野尾「あ、いや、違わないけど今日は、、山田が好きそうな店あったから一緒に行く約束してて。」
知念「え、一緒に食べたい!」
伊野尾「いやぁ、2人で予約しちゃったから今回は無理かな、ごめんね。また今度どっか行こ。」
知念「約束ね。」
危ねぇ、、とりあえず早く帰ろう。
伊野尾「ほら、時間来ちゃうし行こ。」
そう言って手を繋いで引っ張るとなぜか嬉しそう。
今絶対に「可愛い」とか「嬉しい」とか「想像以上」とか、限界オタクみたいなこと思ってるんだろうな。
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ガチャッ
山田「どうぞ。」
伊野尾「お邪魔します。」
山田「あのさ、なんで知念に聞かれたとき誤魔化したの?手繋いでくれなかったら今すぐにでも押し倒してるけど。」
伊野尾「さらっと変なこと言うな。それと、メンバーには付き合ってることは秘密。それが無理なら別れる。もし山田が、俺のことを獣人だって言ったとしても、その時は脱退する気でいるし。」
山田「、、分かった。言わない。」
良かった、と安心したら気が抜けて耳が出てしまった。
伊野尾「あぁもう、まただ。」
山田「最近調子悪いの?」
伊野尾「いや、別に悪くは無いよ。ただ、最近すぐに疲れるというか、変な感じがして保っていられないんだよね。」
病院行こうかな?
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作者名:百折不撓(ひゃくせつふとう) | 作成日時:2024年1月12日 18時