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in.side
伊野尾「あの、、いやそのね?条件で付き合っただけだからさ、まだ男として好きって言う感情はないっていう話で、メンバーとか友達としてなら、好きだよ?」
山田「励まさなくて良いよ、、分かってるし。」
伊野尾「じゃあなんでめっちゃ悲しそうなの、」
山田「だって、、仮にでもずっと好きだったいのちゃんと付き合えたし、いのちゃんの秘密1つ知れたから嬉しかったのに、はっきり言うから、、」
めっちゃ拗ねてる。可愛い甘えてくるタイプの山田でなんかめっちゃ申し訳ない。
伊野尾「ごめんごめん。でも尻尾の付け根だけはマジでダメ。同じベッドもちょっと展開が早い。」
山田「別に襲うわけじゃないし良いじゃん。てか、ライブでホテル泊まったとき一回同じベッドで寝たよね?」
伊野尾「あれはマネージャーのミスで1つしか無かったからだろ!」
あ、やべ、、また言い過ぎた。
山田「俺と同じベッドで寝るのそんなに嫌?あの時も実は嫌だった?」
伊野尾「いや、別に嫌じゃなかったよ。でも、その、、2つ問題があるから無理、」
1つは、耳と尻尾を隠せないから。正直隠さない方が寝やすいけど、寝てる間に尻尾を触られたりするとヤバい。
もう1つは、起きたときに隣にいる顔面偏差値100超え男が受け入れられず死ぬから。あの時もマジでビックリした、朝から眼福だけど心臓に悪い。
山田「問題って何?」
伊野尾「、、言わない。俺ソファで良いしもう寝ていい?」
山田「ダメ!だったら俺がソファで寝る。」
伊野尾「お願いだから1人でベッドで寝て。今日は本当に疲れてるから早く寝たい。無理なら今からでも自分の家に帰るかその辺のホテルに泊まる。」
山田「、、分かった。」
良かった、これでも引き下がらないなら普段の不満ぶつけて意地で家に帰ろうと思ってたから。
伊野尾「おやすみ。」
山田「おやすみ。」
・
・
・
伊野尾「んぅ、、ふぁ、」
見慣れない天井、、あ、そうだ。昨日山田の家に泊まったんだ。
耳と尻尾は、、よし、隠せるな。
伊野尾「山田〜。」
山田「ん?おはよう。」
朝からカッコいいなぁ、さすが国宝級イケメン。
伊野尾「おはよう。あと昨日はありがとう。今日は俺仕事無いし、もう耳と尻尾も大丈夫だから帰るね。」
山田「あ、あのさ、」
伊野尾「ん?」
山田「同棲しない?」
伊野尾「あの、、さすがにそれは、」
山田「いのちゃんの家遠いし、一緒に住もうよ。」
いくらなんでもそれは無理!
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作者名:百折不撓(ひゃくせつふとう) | 作成日時:2024年1月12日 18時