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in.side
山田「あのさ、いのちゃん。ちょっと耳と尻尾見せて？触りたい。」
伊野尾「良いけど、、優しく触ってね。」
山田「うん。うわぁ、もふもふだ。可愛い。」
優しく撫でるように耳を触られる、ちょっとくすぐったいな。
山田「じゃあ尻尾も、いい？」
伊野尾「良いけど、さっきよりも優しくしてね？」
人から尻尾を触られる、なんか変な感じ。
伊野尾「ひゃぁッ！」
山田「何！？急にビックリした、」
伊野尾「お願いだから、尻尾の先は触らないで。」
山田「あ、ごめん。てか先に言ってよ。」
伊野尾「いや、触られたの初めてだし、しょうがないじゃん。」
尻尾がデリケートなのは分かってるけど、人に触られたことは一回も無い。
何なら俺が獣人だって知ってるのは家族と山田くらいだ。
山田「じゃあ尻尾の付け根は？」
伊野尾「え、だめ、ぇッ♡！、、ッ、」
山田「えっと、、大丈夫？」
伊野尾「付け根は性感帯でもあるからダメなの！言う前に触んな！」
山田「ごめん、知らなかったから、」
伊野尾「ちゃんと言おうとしてただろうが！最後まで話を聞け！！」
最悪だ。こいつのせいで完全に感じちゃってるじゃないか、
伊野尾「もう寝る！」
山田「えっと寝室はあっち。」
伊野尾「山田はどこで寝るの？」
山田「同じベッドだけど。」
伊野尾「ダメに決まってんだろうが。」
こいつさらっと何言ってんの？
山田「なんで？付き合ってるんだし別に良いじゃん。」
伊野尾「好きで付き合ってるんじゃないわ！」
そう言うとあからさまにテンションが低くなって顔が暗くなってしまった。
なんか言わなきゃ、
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作者名：百折不撓（ひゃくせつふとう） | 作成日時：2024年1月12日 18時
