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ym.side
全神経を集中させて、理性を保って、いのちゃんを襲うことは無かった。
俺自身何すれば良いのか分からなくて、朝ご飯だけ作って家を出た。
いのちゃんがいつ起きるか分からなかったから、起きてくるの待ってたら遅刻しそうになっちゃったけど。
スタッフ「・・・以上になります。」
「ありがとうございました」「ありがとうございましたー」
山田「ありがとうございました。」
マネージャー「山田さん。」
山田「あ、はい。」
マネージャーさんに呼ばれて楽屋に入るとものすごい剣幕で話し始めた。
マネ「あの、この間メンバーの皆さんだけで何か話してましたよね。教えてくださいませんか?」
山田「え、あぁ、あれはいのちゃんのことで、」
待てよ、これ言って良いのか?
もし社長とかに言われてHey! Say! JUMP、、いや事務所を辞めることになったら?
マネ「伊野尾さんがどうしたんですか?」
山田「最近、、体調悪いみたいなんですけど、なんか言えないみたいで。」
マネ「そうなんですね、、心配です。」
山田「なんか薬があるから今のところは大丈夫らしいです。ただ、何かあったら薬を持ってくるか、病院に連絡するか、とりあえず何か対処をしてくれって言ってました。話し始めたときマネージャーさんは別件で居なかったので、連絡が遅れてしまってすみません。」
マネ「いえいえ、みんなで伊野尾さんを守りましょうね!」
山田「はい。」
上手く誤魔化せた、、よな。早く帰ろう。
マネ「ところで、」
山田「はい、」
マネ「メンバーのどなたか、獣人じゃありませんか?」
分かってて聞いたのか、それとも、、かまかけてるだけなのか、
山田「知りませんよ。どこで聞いたんですか?そんな話。」
マネージャーさんはスマホを出して動画を再生し始めた。
動画はいのちゃんが耳と尻尾を出した状態でみんなに獣人について話しているところだった。
※受験勉強が終わったので最近遅かった分、更新スピードをちょっと速くします。
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作者名:百折不撓(ひゃくせつふとう) | 作成日時:2024年1月12日 18時