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in.side
山田から声をかけられた時点で何となく、いや完全に察しは付いていた。
なぜかあの日から何の問題も無く生活できていて、せっかく覚悟を決めたのに、、山田に申し訳ないな
とか思いつつ、そういうことをする必要が無くて良かったと思ってしまう。
半強制的にまた山田の家に来ることになってしまったけど、どうしよう。
伊野尾「お邪魔しまーす。」
一体何をするつもりだろうか、、そういうこと、するのか?、、
って緊張してた俺を殴りたい。
山田「じゃ、おやすみ。」
伊野尾「、、おやすみ、」
結局ライブとか今後の話をして普通に別々のベッドで寝た。
なんで家に呼んだんだよ。
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山田「おはよう。」
伊野尾「おはよう、」
山田「じゃあ仕事行ってくるね。あ、鍵はオートロックだから気にしなくて良いよ。」
伊野尾「え、あの、、」
山田「ごめん。道路混んでて送れそうだから、話したいことあったら後でLINEとかしといて。じゃ、行ってきまーす。」
伊野尾「い、ってらっしゃい、」
え、俺ガチで何してればいいの、
家帰る?でも、、山田にご飯作ってもらっちゃったしなんか恩返ししたいな。
ん〜、、とりあえず俺が仕事で出るまでは居させてもらうか、
家事とかできそうなことあったらやっておこ。
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作者名:百折不撓(ひゃくせつふとう) | 作成日時:2024年1月12日 18時