19. ページ20
ym.side
楽屋で話してからもう10日経った。
いのちゃんとの関係は何も変わっていない。本当に、何も、、一つたりとも、、、
おかしくない!?
山田「え、今日さ、すでに4時間くらい一緒にいるよね?」
伊野尾「ん〜?まぁそうだね。」
山田「身体は何ともないの?」
伊野尾「うん。耳も尻尾も隠せるし、この間みたいに身体が熱くなることも無いよ。」
いのちゃんは俺の質問に答えながらずっとスマホを見ている。
いやもちろん、耳とか尻尾は隠せた方が良いし、身体が熱くならない方が良いよ?
でもその、、一応正式に(?)付き合うことになったんだし、、少なくともそういう関係になったんだし、、キスとかさ、こう、、なんかあるじゃん!
伊野尾「、、何?」
山田「今日俺の家来て。」
伊野尾「え、、ちょっと今日は用事が、」
山田「じゃあ明日。」
伊野尾「明日は夜に撮影あるし、」
山田「明後日。」
伊野尾「明後日も撮影g「嘘だ」」
山田「さっき無くなったってマネージャーから言われてたじゃん。」
ずっとスマホを見てテキトーに答えていたけれど、逃げられないと分かったのかスマホを閉じてこっちを見てくれた。
伊野尾「何で家に呼びたいの?」
山田「いのちゃん分かってて聞いてるでしょ。」
伊野尾「何のこと?」
仮にでも他のメンバーがいる前で言えるか!
伊野尾「はぁ(ため息)分かったよ。今日撮影の後でね。」
山田「よっしゃ!」
家に来ると言っても、いきなり襲うのは違うよな。
少しずつ距離を縮めたい、
154人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:百折不撓(ひゃくせつふとう) | 作成日時:2024年1月12日 18時