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in.side
何となく言うなら今だと思った。撮影も終わってみんな真剣に聞こうとしてくれてる。
でも、何から話そうか、
伊野尾「あの、、とりあえずみんな目を瞑ってもらってもいい？俺が良いって言うまで。」
みんなが目を瞑ったのを確認して耳と尻尾を出す。
普通に恥ずかしいな、
伊野尾「えと、、いいよ。」
有岡「いのちゃん、、もしかして、、、獣人？」
中島「猫とのハーフ、獣人、、だよね？」
薮「いつから？」
八乙女「何で隠してたの？」
知念「ドッキリじゃないよね？」
高木「何から答えてもらおうか、、」
どうしよう、でもちゃんと答えなきゃ、
伊野尾「デビューしてからすぐに獣人になって、猫とのハーフ。言ったらアイドルを辞めなくちゃいけないと思って言わなかった、、というか言えなかった。本当にごめん、」
八乙女「他にも、、理由あるんじゃないの？その、俺とか、」
伊野尾「、、光、猫苦手だから言わない方が良いと思って、嫌われたくなかったし、」
八乙女「やっぱそうだよね。気にしなくて良いのに。」
中島「例え獣人でも、いのちゃんと一緒にいたい。」
高木「もっと早く言ってよ。」
知念「ずっと心配してたんだよ！」
俺は優しいメンバーからの言葉に泣いてしまった。
薮「伊野尾、アイドル辞めるのか？」
伊野尾「辞めたくないけど、辞めた方が良いかな、、やっぱり。」
山田より俺がやめた方がずっと良い。
俺のことを本気で好きな山田に身体の関係になろうだなんて言えないし。
伊野尾「まぁいつやめるか、分かんないけど、今のところは「俺がやめる」」
山田「俺のせいだから。」
伊野尾「山田は関係な「関係大ありだろうが。」」
山田「いのちゃんが言えないなら俺が言う。」
山田には辞めて欲しくない、
伊野尾「俺のことなんだから山田は黙ってろよ！」
山田「いのちゃんだけのことでは無いだろ！」
伊野尾「俺本人のことなんだから首突っ込むなよ！そう言うところが嫌いなんだ！」
山田「じゃあそうやって一人で抱え込むなよ！いのちゃんの悪いとこだよ！」
薮「二人とも落ち着け。」
高木「大切なことだからできれば全部教えて欲しい。でも言いたくないなら強制的に言わせるのも嫌だから言わなくていい。」
そうやって言われたら言うしかなくない？
結局山田が運命の相手であることも、今までのことも、全て言うことになった。
※お気に入り登録者数145人突破ありがとうございます！一気にもう1話出します
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作者名：百折不撓（ひゃくせつふとう） | 作成日時：2024年1月12日 18時
