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ym.side
いのちゃんから離れる、と言ってもやっぱり限界があるなぁ、
とか思いつつ時間ギリギリに楽屋に着く。
山田「おはー。」
「おはよー。」「おっはよー。」「おはー。」
知念「また寝坊？」
山田「違うし。てか別に遅刻してるわけじゃないんだし良いだろ、」
中島「みんな体調が悪いんじゃないかって心配してるだけだよ。いのちゃんもそうだし。」
伊野尾「俺は、、、」
普段なら多少誤魔化してでも「俺は大丈夫だよ」って笑いながら即答するのに、珍しく迷ってる？
知念「いのちゃん？」
伊野尾「、、あのさ、今日の撮影が終わったら、10分で良いからみんなで話せない？」
獣人について話そうとしてるんじゃ、
もしかして、アイドル辞める！？俺と別れる！？
いやまぁ別れるも何も付き合ってないようなものだし、そっちはどうでも良いんだけど。
いのちゃんがアイドルを辞める、、いやいや考えたくもない。ずっとみんなで歩んでいきたい。
薮「いいよ。ちゃんと話そう。」
高木「最近変だったもんね、」
有岡「10分どころか10時間でもいいよ。」
知念「僕もいのちゃんをちゃんと支えたい。」
八乙女「ラジオでもたまに辛そうだったし、心配だったんだよ。」
中島「そんなかしこまらずに気楽に話してね。」
俺のせいでいのちゃんがアイドルを辞めてしまったらどうしよう。
グループから抜けるって言ったらどうしよう。
もう一緒にはいられなくなったら、どうしよう、、
山田「いのちゃん、アイドル、、辞めないよね？」
知念「ちょっと涼介、」
薮「話は撮影の後。伊野尾もそう言ってただろ。」
伊野尾「、、山田、ちゃんと話すから。」
山田「分かった。」
いのちゃんは前に進もうとしてるんだよね、
俺がそれを止めちゃダメだ。
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作者名：百折不撓（ひゃくせつふとう） | 作成日時：2024年1月12日 18時
