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キスマーク ページ7

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あれから4ヶ月くらい頑張って普通のキスなら躊躇なくできるようになってきた。


山田「あ、そうだ。どっちが攻めなのかはファンの人に聞かない?」

伊野尾「良いけど、まだ一つも動画あげてないしファンいなくない?」

山田「だから逆手にとって、キスするだけの動画を上げてどっちが攻めか当ててもらう。で、その結果攻めに見えた数が多かった方が攻め。」

伊野尾「なんか面白そう。」

山田「じゃあ決まり。早速撮るからこっち来て。」


ソファに横並びで座る。どっちからともなくキスをして、その動画を早速アップした。


伊野尾「あぁ、じじいとか言われたらどうしよう。」

山田「言われないよw言われたとしても、俺は慧のこと好きだよ。」

伊野尾「、、ありがと。俺も好きだよ。」







次の日


山田「お、見てよこれ。ほぼ半々だよ。まぁでもやっぱり慧の方が多いね。」

伊野尾「マジかぁ、てかもう100人!?多くない?」

山田「まぁまぁ、早速動画撮ろうか。」

伊野尾「おけ。」


やっぱり緊張するな。


山田「どうも、いのやまチャンネルです。俺らは男同士のカップルでーす。俺が山田 涼介で、」

伊野尾「あ、どうも、伊野尾 慧です。」

山田「前回の動画でどっちが攻めか聞いたんですけど、俺、、じゃなくて慧が攻めです。」

伊野尾「俺なのかな?w」


やっぱり不安だな、


山田「そうでしょ。」

伊野尾「じゃあ、まぁそういうことでーす。」

山田「えっと、これからもよろしくお願いします。」

山田・伊野尾「バイバーイ」


動画撮影は案外テキトーで楽。

てかむしろこんなんで良いのか?


山田「さてと、じゃあ練習しようか。」

伊野尾「うん。」

山田「キスマ付けて。」

伊野尾「え、、」

山田「どした?」


どうしよう。付けたことない、

てかどうやったら付くんだろう、付けたことないとか言ったら引くかな、


山田「もしかして、付けたことない?」

伊野尾「えっと、、」

山田「俺が初めてなんだね、」


“初めて”その言葉が少し嬉しくて恥ずかしい。


伊野尾「、、、どうやってやるの?」

山田「簡単だよ。ちょっと我慢してね。」


そういうと、距離がぐっと近づいて、鎖骨あたりに柔らかい感触がしたと思うと少し吸い上げられ変な感じがして声が出てしまった。


伊野尾「、、んっ//、っ、、」

山田「やば、可愛すぎ。」

伊野尾「おじさんに変なこと言わないの。」

山田「はいはい。じゃあ同じようにやってみて。」

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作者名:百折不撓(ひゃくせつふとう) | 作成日時:2024年1月3日 16時

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