相談 ページ11
in.side
どうして、怒ってるのか分からなかった。
だから相談することにした。
伊野尾「・・・ってことで、、大ちゃん、高木、助けて。」
高木「ん〜、ちなみに俺らと会うときなんて言ってきてるの？」
伊野尾「友達と会ってくるって言ってるよ。」
高木「じゃあさ、俺らのこと見られたりはしてる？実はついてきてたり、」
伊野尾「ないとは言い切れないけど、別にやましいことはしてないし。」
週に2回、都合の合う日に会って二人からアドバイスをもらってる。
二人は男同士で付き合ってもう10年目。まだラブラブだ。
高木「何とも言えないなぁ、ちょっ大貴。」
有岡「ん、何？」
高木「ジュースちょっとこぼしてる。」
有岡「あ、ごめん。」
高木「一口もらってもいい？」
有岡「うん。あ、でも後味が苦手なやつかも。」
高木「ん、確かに。でも十分美味しい。」
有岡「良かった。」
良いなぁ、俺も山田と、、って何考えてんだ俺。
山田は本気になられると困るから男のビジネスパートナーを探してたんだし、こんなこと考えちゃダメだ！
有岡「あのさ、一回相手のこと襲ってみたら？」
伊野尾「え、は？」
有岡「あ、あれだよ、もちろんフリだよ？まぁそれか、俺はお前しか見てないって言ってみたら？」
伊野尾「恥ずかしくて死ぬわ。」
有岡「でも相手は誰かに嫉妬してるとか、不安なだけだと思うよ。」
伊野尾「あの、一応言ってるけど本気で二人みたいに付き合ってるわけじゃないからね？」
高木「それはどうかわかんないよ。二人のチャンネル見たけどラブラブじゃん？」
友達が自分のユーチューブ見てるとか恥ずっ、
有岡「自分から押し倒してみるだけでも変わるんじゃない？ドッキリってことにすれば良いし。」
高木「とりあえず自分なりに何かしてみなよ。」
伊野尾「うん、頑張るわ、」
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作者名：百折不撓（ひゃくせつふとう） | 作成日時：2024年1月3日 16時
