・ ページ8
in.side
真実を知って、すごく申し訳なかった。10年間泣かずにためていた分の涙が止まらなかった。
山田なりの事情があったのに、分かってあげられなかった、ちゃんと聞いてあげられなかった、
でもここまで聞いても、俺は恋人に戻りたくなかった。
山田「待ってよ、そこまで言うのに、なんで泣いてるの。」
伊野尾「なんか、、山田に申し訳なくて。急に別れるって言ってごめん。でも、、もう戻りたくないの。」
山田「なんで、」
伊野尾「山田にはもっといい人がいるから。」
女の子達から言われて、納得したから別れたわけだし、、ずっと覚えてる。
「なんで男?」「あんたのせいで、」「山田くんが可哀想」
忘れたくても忘れられなかった、また言われるなんて想像するだけでも嫌だ。
伊野尾「もう嫌なの。だから、ごめん。」
山田「、、分かった。でもまだ好きでもいい?」
伊野尾「何それw」
山田「いやだって、こんなに素敵な人のこと、そう簡単には諦められないでしょ。」
そんな真剣な目で言わないでよ。俺だって、まだ好きな気持ち残ってるんだからさ、
山田「いのちゃん、これ覚えてる?」
伊野尾「初めてのデートでゲーセン行ったときにクレーンゲームで山田が取ったぬいぐるみでしょ?3回くらいで取ってたよね。」
山田「覚えてるんだ。」
伊野尾「そりゃ、、まぁ、」
山田「良かった、」
「良かった」って、忘れられるわけないでしょ。好きだったんだから、
山田「いのちゃん、好きだよ。」
伊野尾「っ//」
山田「可愛い。」
これ以上ここにいると好きが溢れて止まらなくなる、嫌なのに、
伊野尾「もう帰る!」
山田「送ってくよ。」
伊野尾「いい!一人にさせて。」
山田「ハハッwなんか、懐かしいな。」
伊野尾「そういうの良いから。また、明日。」
山田「また明日。」
※この作品と全然関係ないのですが、次に書く作品はyminがカップルユーチューバーをする話ってどうですかね?
良い!と思った人はハートお願いします。
107人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:百折不撓(ひゃくせつふとう) | 作成日時:2023年12月24日 13時