凄すぎること1 ページ3
及「マネージャーを探して!」
屋上で集まって弁当を食べているバレー部に向かって、及川が突然言い放った
いきなりの発言に皆無言で及川の方を向く
そんな中、岩泉が口を開く
岩「マネージャーって、いきなりどうしたんだよ」
及「2、3年生は知ってると思うけど、毎年五月の下旬にバレー部は土日を使って近くの合宿所で合宿を行っているんだよ」
松「もうそんな時期か」
金「へー、近くにそんなところあったんですね」
花「設備が結構よくてな、他の部活もときどき使ってるぞ」
及「それで、参加するのはスタメンと監督が呼んだ部員だけで他の部員はいない。そこで問題が起きた!スポドリやタオルなどのマネ業をしてくれる人がいない!」
岩「は?いつも余分に2,3人監督が選んで、そいつらがしてくれてるだろ」
岩泉と同じ疑問を持ったのか1年生以外はあきれた表情で及川を見ていた
及「それが、今回は必要最低限のメンバーで行くって監督に言われた」
「「「・・・はぁぁぁぁぁぁ!!!????」」」
及川の発言に全員が大声を上げた
花「つまり、練習しながら俺たちが自分たちのスポドリやらタオルの準備しないといけないわけ!?」
金「でも、練習と準備を交代でなんとか…」
松「おいおい、ハードすぎるだろ」
どうにかしようと考えてみるもどうしても自分たちへの負担が大きい
マネ業はスポドリやタオルの準備だけではなく、ボール拾いやボール磨き、体育館の清掃とあげれば数多くある
合宿となるといつもよりも練習は多くなり、その分疲れも増す
そのあとに、片づけを行う
そして次の日も準備をしてから練習
それを考えるだけで疲労感が一気にくる
そして、数名あることに気付く
岩「おい、及川。合宿ってもしかして…」
及「…今週」
花「は!?それでマネージャーを探せ!?無理だよ!?」
松「そうだぜ。4月に一度探したけど、全学年で0!!どう考えても俺たちの地獄行は決定だ…」
国「監督に頼んでみましょうよ」
及「それが、後半に大きな合宿の計画を立ててるからお金を削れるところは削るって」
岩「なんで黙ってたんだよ!!」
及「俺もさっき言われたんだよ!!」
ご飯も進まず、その場の空気が葬式並みに暗い
そのとき…
『あの、臨時でよければマネージャーやりましょうか?』
空から声が降ってきた
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作者名:じゅぅじん | 作成日時:2017年8月21日 23時