復帰したその隊長は (ページ3)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:13,474 hit

アステロイド二発目ページ3

「で、どれがネイバーの隊員さんなん？」

瞬間、空気が緊張に包まれる

シーーーン、、、

「ん？あぁそんなにピリピリせんで？別に捕まえに来た訳やないんよ、ただなそこの迅ゆーやつから連絡が来たんよ」

「おもろい隊員が入った、、てな」

迅「よぉ、来たな」

「迅、あんたが言ってた子はどれや？」

迅「こいつだよ、こいつ」

白髪のもふもふ頭に手を置いてグリグリ動かす

空閑「初めまして、空閑遊真と申します」

「うちの名前は秋瀬Aや、よろしゅう」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「へぇーあんた、強いんやねぇ」

空閑「いやいや滅相もない、アキセ先輩もだいぶ強そうですね」

「いやそうでも無いんよ、この半年1回もトリガー使ってないしな」

迅「でもこいつは強いよ、元A級だし俺らと同じ古株だ」

三雲「エッ、、A級？！」

陽太「A！これ美味いぞ！よくやった！」

「ほーかほーか、それは良かったそれまあまあええ所の奴やで」

「まぁ遊真くんと同じくらい大変そうな子が入ったみたいやね、千佳ちゃん？」

雨取「はっ！はい！」

「随分とトリオンが多いらしいやんか、うちも多い方やから分かるよ、怖かったよなぁ
もう大丈夫やで」

雨取「はい、、ありがとうございます」

「で、最後になってしまったけど、、
修くんあんたが1番大変そうやねぇ」

「元々そこまで戦闘センスがある訳じゃないようやし」

三雲「うっ、」

「トリオンとかの使える長所がある訳じゃない」

三雲「うぅぅ」

「長いことＣ級に留まり続けたからには自覚があるんちゃう？」

三雲「うぅぅぅぅ～っでっですが「でも、あんたのそれでも諦めない頑固な所は気に入った！」

三雲「へ？」

秋瀬の言葉に押しつぶさされそうになっている三雲は言い返そうとしたその時、秋瀬に言葉を被せられ
思わぬ言葉を言われて固まった

「出来ない事を自覚しつつ、それでも諦めない
あんたにアドバイスしたる」

三雲「アドバイス？」

「センスがないなら技術を磨け、技術が身につかないなら、戦略をたてろ、それでもダメなら、情報を脳に叩き込め、そして」

「自分が弱者であると忘れるな」