復帰したその隊長は (ページ16)

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アステロイド十五発目ページ16

迅「やっほー、メガネ君ぼんち揚げ食う？」

「迅やないの今来たん？」

モブ「S級の迅さんだ」
モブ「玉狛の、、」

迅が来たことにより周りがざわめく
すると緑川がすごい勢いで近づいてきて
迅の周りを回り始めた

緑川「迅さんだ！迅さん！迅さん！」

米屋「緑川は熱烈な迅さんファンなんだよ」

三雲「はぁ」

どういう事かわからない三雲に米屋が説明する
黙って様子を見ていた秋瀬が緑川の頭をつかむ

「しゅ～ん～？あんたわざと人集めて修君ボロボロにしといて何もなしか？」

緑川「げ、Aさん、、、」

「ほらちゃんと謝りぃ」

緑川「はい、、」

緑川の首あたりを掴み、三雲のほうに差し出す

緑川「三雲先輩に恥かかそうと思ってギャラリー集めました。
たくさんの人の前でボロボロにしちゃってごめんなさい」

三雲「いやダイジョブだよ、風間さんとの引き分けも24敗1分けだからな」

ビシｯ三雲(やっと言えた～)

空閑「うむ、素直でよろしい」

「遊真君、調子に乗りすぎるときもあるけど、基本良い子やから仲ようしたって」

緑川の頭に手を置き、ぐりぐり動かす
それを緑川が軽くはらう

緑川「！そうだ！迅さん、遊真先輩に勝ったら玉狛に入れてよ！」

迅「いいけど、草壁隊はどうすんの？」

緑川「んー、兼任する！」

「また調子ええことばかり言って、お前は(呆)」

迅「あ、遊真、呼ばれてたんだ行くぞ、メガネ君もおいで」

空閑「ほう、なるほど
それじゃまた会いましょう(キラーン」

「おん、次は私ともやろうなぁ」

軽く手を振って、迅について行く三雲達を見送る

「さてと、、しゅ～ん？あんた、遊真君の事舐めてたやろ？」

緑川(ギクッ)

突然、秋瀬から低い声がでて背後に般若を背負う
緑川はそれを見て汗が一気に吹き出す

緑川「あ、あれは遊真先輩が例のＣ級だって知らなくて、、」

「言い訳せんでええよ？
私が休む前にことある事に、
相手を舐めるな、自分の力を過信するなって
言ってたのになぁ」

悲しいわぁ、と泣き真似のように、手を目の辺りに持っていくが肝心の目は悲しい色なんてしていない

「舐めんかったら、瞬殺なんて事は無かったやろ？
これは心持ちの問題やからランク戦すればええって訳やないけど、、、」

緑川「本当に自分でもやっちゃったと思ってるから許してよー！」

米屋「駄々っ子か」

「はぁ、ま、今回は許したるけど
次にこんな馬鹿な事やって負けたら、しばらくランク戦禁止にする？」

緑川「？！それは嫌ー！！！」