我々師団の客人 ページ32
『今朝の噂？なにそれ』
「今朝俺のクラスで盛り上がっとったんやけどな、なんや滅茶苦茶美人さんがアブノーマルクラスに転入してきたっちゅー噂や」
「あ、それなら俺らのクラスでも盛り上がっとったで、美人なうえにランクが
いつの間にか団長以外の我々師団全員がそろっていたようだ
『!!美人ってそんな……私なんかが…てかシャオロン君達いつの間に…』
ロボロ、シャオロンの話に時雨は顔を赤らめる
「いやぁほんま時雨さんが入ってくれて良かったですね〜ワイらラッキーやな」
『…奴 隷にはならないよ？ショッピ先輩』
「ちっ」
うわ、ショッピ先輩めちゃくちゃ悔しそうな顔するじゃん…
「うーもう我慢出来ない！イルマち、アズアズ、いざ、突撃ー！」
「えっちょっとクララ！」
「ウァラク！まだ時雨様の許可が下りてないだろう！」
いきなり外が騒がしくなった
「この声はまさか…」
『そうだよシャオロン君、アズくんがどうしても見極めたいって言うからさー』
『連れてきちゃった☆』
てへぺろと言わんばかりに舌をペロッと出してウィンクする時雨
其れと同時に師団室のドアがばんっと開き緑の塊がころがりこむ
「う、嘘やろ…」
「いえーい」
「申し訳ありません、時雨様ウァラクが…」
「アハハ…えっと…初めまして、時雨の義兄のイルマです。よろしく…ね？」
「いつも元気いっぱい！時雨っちのオトモダチ一号のクララです！」
「アスモデウス・アリスと申します」
「…」
『シャオロン…君？』
「本物や…ホンモノのイルマや……」
い、嫌な予感……
「イルマ!!俺と勝負しろ！」
「え？僕？」
『ごめんねイルマ君…シャオロンは君をライバル視してるんよ。ほらシャオロン君、今日は辞めよ？』
「……時雨が言うならしゃあないな」
未だ不服そうなシャオロン
「それより俺らも自己紹介せな」
ロボロが窘める
「俺はトイフェル・シャオロン！よろしくな！」
「俺はクライン・ロボロや、一応我々師団の常識担当や」
『えっ…そう…だったの…！？』
「あれは常識担当とは言わん」
「せやな」
コソコソ話すシャオロンにショッピそして時雨
「おいそこ！失礼やぞ」
「俺はシュヴァイン・トントンいいます。よろしく」
「ワイはイロニー・ショッピっす一応2年っす」
「ガオナァ・チーノです、いやー強い方々が勢揃いですね〜あ、2年です」
ヘコヘコするチーノ
「胡散臭いぞこいつ…」
続く
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九十九夜瑠(プロフ) - 若草 翠さん» 有難うございます！更新頑張りますね！ (2022年7月20日 16時) (
レス) id: 569fd15754 (このIDを非表示/違反報告)
若草 翠 - トップ画の女の子凄く可愛いです！更新頑張って下さい！ (2022年7月20日 16時) (レス) id: 4cbe8909de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：九十九夜瑠 | 作成日時：2022年4月5日 20時
