【暗殺教室】【文スト】ENDのE組に異能者現るpart,Ⅲ！ (ページ24)

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ひゃくにじゅーよん！ページ24

ｻﾞｯｻﾞｯ

渚が茂みから出ていく

中村「渚…」

茅野「「殺せんせーを助けたい」…その願い1番業君に理解して欲しいと思ってるのは渚自身だもん」

杉野「真逆のタイマンで決着かよ！近くで見に行ってみよーぜ！」

磯貝「どっちが勝つと思う？」

前原「圧倒的に業だろ…と思うけど渚の意外性なら殺れるかもしれねーぜ」

寺坂「…俺はどっちが勝っても文句はねぇよ。こんだけ色々人材がいりゃどんな難題もクリア出来るかもしれねぇ」
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渚side

＿＿中一の頃から業君は平たく言えば憧れだった。

業「ねーねー先生ここ教えて」

先生「おお赤羽！もう2年の範囲やっとるのか！」

勝手気ままで怖いもの無しで、そのくせスマートでなんでも出来る

業「OK～気になってたのそこだけあと全部わかるから、喉乾いたんで早退しまーす。」

先生「こ、こら赤羽！」

「あんな風になれたらな」平々凡々とした僕の気持ちだ。

業「え、マジ！？ﾅｯﾂｳｫｰﾆｰがソニック忍者の監督やんの？面白そーやっべ今日公開!?見に行こーよ潮田君！」

渚「うん！」

だから彼が話かけてくれた時は嬉しかったしそれからよくつるむようになった。中一の半ばからだ。

けど友達でいれる時間はそんなに長くなかった。

男1「赤羽ってテメーかよくも人のツレボコってくれたな！」

業「え？知らねーし先に因縁つけてきたのそいつだよ。」

男1「嘘つけこいつがいうにはｸﾞｴｯ」

ドカﾊﾞｷゴスｺﾞﾝ

業が男を次々と殴りつける

業「え、聞こえなぁいなんったのもっかい言ってよ」

勉強も喧嘩も1人で勝てる強さがあるから上がれる舞台。彼の舞台に僕はとても上がれなかった。

僕と一緒に居る舞台を退屈と感じたんだろう。
業君もだんだん遊びに誘ってこなくなり、

彼が停学を喰らう頃には唯のクラスメイトに戻っていた。
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業side

人畜無害な小動物だから喧嘩っ早い俺が警戒しなくて済む数少ない人間だった。

でも今思えばそんな渚君と距離を置いたのは、既に当時からザワつく部分があったからなんだろう。

業「あっれどこ座ってんだ」

油断出来る奴なのに。

業「渚くー…」

渚が背後から業の背中をつつく

業「!?」

渚「ここだよ業君気付かなかった？」

油断出来ない何かがあった。俺と違って正直で良い奴だからそんな不安は気の所為に決まってる。なのに引きずり出して潰しておきたいそんな何かがあった。