『僕たち』になろう

悔しい人 ページ16

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jimin side




テヒョン『……でさ…。すっごい
柔らかかったわけよ。あの人！笑。
ほんと、初めタニかと思ってさ〜笑』
ジン『ぷぷ笑。なんだそれ。やばいじゃん笑。で…どうだったの？。む…胸は？』
テヒョン『うーん。覚えてない！笑。
けど、ちゃんと女だったよ笑』
ジミン『…………』
ジン『なんだ？ジミン。いつも話食いついてくんのに。のってこないじゃん笑。』
ジミン『僕…興味ない…』
テヒョン『ふーん。まぁ、マネージャーの
話だもんな。あの、うるさい笑。』



あぁ…。
僕ってば…。

いつもなら一緒に話にのって盛り上がる
けど、今は全然のれない…。


何触って(わざとじゃないけど…)
笑っちゃってんの？



なんか、イライラする…。






今日もマネージャーは営業こなしながら、
朝から夜まで俺らの世話をして
自分のアパートに帰っていく。


…はずだった。



アレ…？

なんでまだリビングにいんの？



今は夜の1時過ぎ。


近づくと、テーブルで携帯を打ち途中で
寝落ちしていた。


『マネージャー。風邪ひきますよ〜！』

…と小声で言っても起きる気配はない。




こんな薄着で風邪ひくだろ。

それに…こんな無防備に寝ちゃってさ…。

誰が起きてくるかわかんないのに…。




僕は自分の部屋のブランケットを
彼女に掛けた。



細い肩だな…。

こんな小さい体で頑張ってんだな…。



なんだか愛おしく感じて…。


おでこにそっと…
キスをした。


気づかれないように…。

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