あなたをずっと想ってる。 (ページ45)

今日:5 hit、昨日:7 hit、合計:62,296 hit

45 ページ45

Aside

「...あ、暑い...。」

ソファーでうなだれる私と、

アイスをもう3本食べたのにまた一本取り出すハニちゃん。

JH「...なぁ次の日曜、付き合って1年たつけど、

　どっか行かねぇ？」

...ハニちゃん、覚えててくれたんだ。

「行く！どこ行く！？」

JH「俺行きたいとこあるんだけどそこでいい？」

「...いいけど、どこ？」

JH「言わなーい。お楽しみだよ。」

私の頭をくしゃって撫でて言う。

気になるけど、楽しみ！

・

翌日、私はジヨンちゃんとカフェでお茶。

「＿...それでね、日曜日行くんだ！」

今でもジヨンちゃんは、私の一番の親友。

JY「へぇ～いいねぇ！」

私の話を、自分のことのように喜んでくれる。

「...ジヨンちゃんは？うまくいってる？」

JY「...うん！この指輪、彼にもらったの。」

よく見てみれば、ジヨンちゃんの

左の人差し指に、指輪が光ってる。

「うわぁ綺麗！」

JY「でしょ！いつか薬指につけてもらうことが夢だからって言ってくれて！」

幸せそうに笑って話すジヨンちゃん。

そう、ジヨンちゃんには新しい彼ができた。

幼馴染みで初恋の彼に浮気されて破局。

だけど、新しい恋をみつけたみたい。

しかも驚くことにお相手は、

ジョシュアさん！

詳しいことは聞いてないけど、

いつの間にかこんなことになってた。

「「幸せそうでよかった。」」

お互いそう言って、その日は解散。

家に帰れば、ハニちゃんがいて

お腹を空かせてた。

慌てて作り出した私に、後ろから抱きついて

肩に顔をうずめる。

このハニちゃんの、しっかりした腕の中は

あたたかくて、安心できる場所。