あなたをずっと想ってる。 (ページ5)

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JHside

その日は、ひどく疲れていた。

それが上司にも分かったみたいで、心配された。

上司から、「今日はもう帰って休め。」

と声をかけてもらい、少しだけ早めに仕事を切り上げ

帰ることにした。

エレベーターの前まで行くと、

2つとも動いていて、待たなければいけなかった。

その間、俺はあることを思い出した。

小さい頃、俺にはひとりの幼馴染みがいた。

その子の名前はキム A。

可愛くて、ついいじわるしてた。

Aの大事にしてるものを取ったり、

階段の上から頭を叩いたり。

多分俺は、嫌われてた。(笑)

だけどほんとは、俺はAが好きだったんだ。

違う、今も好きだ。

この気持ちを告白するために、俺はAを呼んだ。

だけどそこで、これからが気まずくなることが起きた。

今までやってきたいじわるが、仇になった。

俺の気持ちを信じられないって。

こんなにもまだ、Aが好きなのに、

伝えることなんて出来ない。

会いたい…。A...。俺は、

Aが好きだ。

強く拳を握りしめた瞬間、

エレベーターが着いた。

入ると、ひとり女がいた。

こちらに気付くと、「何階ですか？」

と聞いてくれた。

でも俺はすぐに答えられなかった。

Aだ。

今俺の前に、Aがいる。