検索窓
今日:1 hit、昨日:19 hit、合計:62,266 hit

22 ページ22

Aside



JH「それで、俺はどうやっても

Aにとってはただの幼馴染みなんだって。

現実突きつけられた感じだった。

Aをすきだってことを、否定された感じがして。」



あのとき、私がなにも考えずに放った言葉で



ハニちゃんは傷ついたんだ。



「ごめん、私 無神経な…」



JH「…ごめんな。

理由も分からずに避けられたお前の気持ち考えずに。」



なんで



なんでハニちゃんが謝るの。



「…っ…ちがう!悪いのはハニちゃんじゃないよっ…。

ごめ…っ…無神経なこと言って、ごめん…っ…。」



私が悪いのに



ぼろぼろ溢れる涙が どんどん増していく。



そんな私の頬を、私の涙を



拭ったのは ハニちゃん。



JH「…A…もう一回、ちゃんと聞いてくれる?」




「……っ……なに…」



JH「俺はAがすきだ。今だってどんどんAへのすきが、増えてる。」



そう言う ハニちゃんの顔は、あの日と同じ顔だった。



なんで私は、あのとき気付くことができなかったんだろう。



これまで、どれだけハニちゃんに助けられたの。



いじわるな裏にある、優しさに



ほんとは私 気づいてたから。



…………でも









「…っ…ごめん…なさい…。」



JH「…ん…だよな。…ごめん、もう行くな…。」



どんどん遠ざかるハニちゃんの背中を



あの頃と同じように



引き止めることができなくて。



私はだだ、黙っているしかできなかった。

23→←21



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
176人がお気に入り
設定タグ:seventeen , ジョンハン , ジス   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もる。 | 作成日時:2019年3月31日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。