あなたをずっと想ってる。 (ページ26)

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Aside

JY「私ね、この会社に就く前、近くの会社にいたんだけど

　この会社の社員さんたちがよく話してるのを見かけてたの。

　その社員さんたちの間で話題だったのがジョンハンくん。

　だから、私前からジョンハンくんのこと知ってたんだけど

まさか相手がAちゃんとはね。」

相手？

「相手って、なんの？」

JY「ジョンハンくんが10年以上片想いしてる女の子だよ。」

そう言って少し笑うジヨンちゃん。

「...明日、ジョシュアさんに返事してくる。」

JY「...そう。」

ジヨンちゃんはきっと、私とハニちゃんが

うまくいくことを望んでる。

JY「Aちゃん...。」

「なに？」

JY「...なんでもない...。」

なにか言いたげなジヨンちゃんだけど

とくに気にせず、その日は家に帰った。

翌日。

ジョシュアさんを、お昼時間に呼び出した。

少し緊張してきた。

そしてお昼時間、ジヨンちゃんに見送られ

食堂に向かう。

「...あっ、ジョシュアさん！」

先に待っててくれた。

上司だけど、部署が分かれてて、

階数もちがう。

それなのに...やっぱり、紳士だなぁって思う。

JS「...Aちゃん。もしかして...返事かな...。」

「...はい。」

しっかり前を向いて、ジョシュアさんを見て

「私でよければ、よろしくお願いします。」

JS「..............え...ほ、ほんとに？」

「はい。ほんとです。」

少し笑いながら言うと

ジョシュアさんは私を抱きしめた。

JS「ありがとう。僕が、幸せにするからね。」

「...はい。笑」

そしてそっと、ジョシュアさんの背中に腕を回した。

ここは食堂。

もちろん社員さんが大勢いる。

そんな中で抱き締めあってた私たちは

一日で会社中の話題になった。